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B&G特派員便り:埼玉県栗橋町で「B&G幼児フロアリズム運動プログラム」1日体験会を開催
     〜埼玉県B&G地域海洋センター連絡協議会職員研修〜

 1月27日(火)に埼玉県地域海洋センター連絡協議会による「B&G幼児フロアリズム運動プログラム」1日体験会が栗橋町B&G海洋センターにて開催されました。
 昨年開催された「転倒・寝たきり予防プログラム」研修同様、B&G財団が重点事業として推奨する同プログラムは、体育館や広場などの広いスペースで、リズミカルで楽しい、遊戯的要素を取り入れた運動教室で、幼児の発達に応じ、神経系統の発達を促すと共に、社会性を育むプログラムです。
 当日は、埼玉県内の担当者10名を始め、栗橋町内の保育士10名、2〜4歳児が18名参加して、B&G財団 指導者養成課の大関さん、杉本さんの指導のもと体験会が行われました。
担当者による打ち合わせ
担当者による打ち合わせ

■ 体験会に先駆けて
 
 まず、埼玉県連絡協議会や関東ブロックでの21年度実施事業等について意見が交わされた後、「幼児フロアリズム運動プログラム」について大関さんより概要を説明いただきました。発達に応じた最も効果的で、リズミカルな楽しい身体活動を行うことで、心身の健康へとつながることを目的とした、全ての子供たちが楽しめるプログラムとして展開されています。
 埼玉県連協の担当者10名は、配布された資料をもとにメモを取りながら説明を受けていました。
講義
B&G財団 指導者養成課 課長 大関さんによる講義

■ 2〜4歳児が元気に駆け回りました
 
 午後からは、実際に地域の2〜4歳児の子どもたち18名が参加しての体験会です。インフルエンザの猛威の影響もあり、当初の予定より若干少ないようでしたが、参加された子どもたちは元気に体育館を走り回っていました。
 受付を済ませると、ボールを使って自由遊びです。始めはよそよそしかった子どもたちも自然と笑顔が増えてきました。
 全員が集まると、整列・挨拶といった「礼節」をしっかりと取り入れ、準備運動としてリズム体操を行いました。亀や鶴、パンダといった動物に変身しながら、身体を動かしていきます。その後、新聞を手に走る「新聞配達」で循環系運動、柔軟、手をたたきながらリズムに合わせて歩くリズム運動、マットの上で横転や前転といったマット運動、新聞を丸めて作ったサッカーボールでドリブルやシュートをする運動遊びといった様々な要素を取り入れたプログラムが紹介されました。
リズム体操
リズム体操で動物に変身

次は何かな? 次は何かな?
柔軟体操 みんな柔らかいですね〜
ハイ、ポーズ!! ハイ、ポーズ!!

■ 体験会を終えて
 
 最後には、プログラムを見学された保育士の方からも「導入にあたって直接指導をしていただけるのか、または指導の手助けをしていただけるのか」、「音楽を活用されていたが、楽譜などはあるのか」などといった質問があり、大関さんより直接回答いただきました。

 埼玉県内では、まだ同プログラムを導入されているセンターがないとのことでしたので、体験会に参加された担当者の皆さんにはとても新鮮だったようです。始めは遠巻きに見学をされていましたが、自然と輪の中に入って指導されていました。
 皆さんお疲れ様でした!
片付け
最後はしっかりとお片づけ

<記念撮影>
記念撮影
参加された担当者・保育士のみなさん


■ 特派員の感想

 参加された子どもたちは、2〜4歳児と幅がありましたが、全員が笑顔で参加されていたのが印象的でした。また、保育士の方も熱心にメモを取りながら見学され、最後には積極的に質問も出ていました。これから、導入を検討されている施設にとっては良い機会になったのではないでしょうか。


取材:関東ブロックB&G特派員 群馬県玉村町海洋センター:関 昭紀