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第1回「B&G全国町村長会議」を開催 (日本財団助成事業)
   〜 全国160町村から現職町村長119名を含む192名が参加 〜

 平成21年1月29日(木)、東京都赤坂の日本財団ビルで、第1回「B&G全国町村長会議」を開催しました。この会議は、全国の海洋センター所在地の町村長が一堂に会して情報の共有化を計るとともに、今後の運営のあり方などを討議する場として今回初めて開催されたもの。地域海洋センター所在町村190の85%にあたる160町村から、現職町村長119名を含む192名の出席者を得て開催されました。

 開会にあたり、B&G財団梶田功会長が「昭和48年の設立以来、1,400億円にも及ぶ競艇の貴重な収益金により、全国480ヶ所に海洋センターを建設してまいりました。現在、年間1,100万人に利用されています。合併をチャンスとして捉え、今後ますます多くの方に活用され、地域の活性化に役立てていただくことを期待しています。みなさまと協力して、健康で豊かな地域づくりを推進していきたいと思います」と挨拶。

 その後、特別基調講演として“元気を出そう日本人”と題し、日本財団 笹川 陽平会長が講演を行いました。笹川会長のブログ

 第1回目の開催となることから「B&G全国町村長会議」の正副会長の選任が行われ、会長には青森県 南部町 工藤祐直町長、副会長には徳島県 海陽町 五軒家憲次町長、長崎県 時津町 平瀬研町長、奈良県 曽爾村 岡田泰昌村長が選ばれ、それぞれ就任の挨拶をされました。
 続いて、B&G財団広渡専務理事が、「海洋センターへの支援と近年の取り組み」と題して事業説明を行いました。

B&G財団 梶田 功会長
開会あいさつ
B&G財団 梶田 功会長

日本財団 笹川 陽平会長
特別基調講演“元気を出そう日本人”
日本財団 笹川 陽平会長

会長 青森県南部町 工藤 祐直町長 会長 青森県南部町 工藤 祐直町長
副会長 徳島県海陽町 五軒家 憲次町長 副会長 徳島県海陽町 五軒家 憲次町長
副会長 長崎県時津町 平瀬 研町長 副会長 長崎県時津町 平瀬 研町長

副会長 奈良県曽爾村 岡田 泰昌村長 副会長 奈良県曽爾村 岡田 泰昌村長
B&G財団 広渡 英治専務理事 事業説明
B&G財団 広渡 英治専務理事
会議の様子 現職町村長119名を含む192名が出席

■ 町長からの提言T:地域の活性化には指導者が不可欠!
 
 青森県南部町工藤祐直町長から「指導者の必要性」についての提言をいただきました。工藤町長は、海洋センター誘致時に「指導者養成研修」に参加。町長就任以来、毎年職員を研修に参加させています。「指導者を配置することにより、住民に安全で安心したサービスを提供することができます。合併して、指定管理者や体育協会が海洋センターを管理することになっても、B&G財団、自治体、指定管理者などが連携をとるためには、委託先の職員を研修に参加させることは大切です。財政難の中ではありますが、みなさまの自治体は2,200市町村から選ばれて無償で施設をいただいたということを絶対に忘れてはならないのです」と熱く話されました。
提言T
南部町 工藤町長による「指導者の必要性」についての提言

■ 町長からの提言U:連絡協議会のネットワーク強化が重要!
 
 熊本県長洲町橋本孝明町長から「連絡協議会ネットワークの重要性」についての提言をいただきました。橋本町長は「長洲町が熊本県連絡協議会の事務局になった時、県内の地域海洋センター所在地の首長に“総会”への出席を要請しました。それを機に、行政トップから現場の指導者が熊本県連絡協議会の会員となり、熊本県はひとつにまとまり、活性化されました」 とネットワーク強化の重要性を強調されました。
提言U
熊本県長洲町 橋本町長による「連絡協議会ネットワークの重要性」についての提言

■ 共同宣言を承認
 
 共同宣言の説明が行われ、平成18年11月14日に開催された『第2回 B&G全国サミット』で採択された共同宣言が改めて全会一致で確認されました。

一.海洋センターとの連携
 B&G財団と全国401市町村との連携をさらに深め、一丸となって“B&Gプラン”=スポーツ・健康・人づくり=を推進する

一.施設の運営と管理
 市町村合併の有無にかかわらず、今後も“B&Gプラン”の趣旨に則り、全ての施設について善良なる維持・管理に努め、運営にあたっては“B&G指導員”を適切に配置する。また、その推進のため“B&G指導者会”を設立し、その活用を図る

一.積極的な事業の推進
 “B&Gプラン”の理念を再認識するとともに、B&G財団が実施する新たなソフト事業を最大限に活用し、青少年の健全育成と地域住民の健康づくりを積極的に推進する

一.情報・ノウハウの共有
 海洋センターの情報・ノウハウを共有し、コンパスと人的ネットワーク、そしてブロック連絡協議会を通じて地域交流の促進及び海洋センターの活性化を図る


■ 優良海洋センターを表彰
 
 会議終了後に「海洋センター表彰」が行われ、“特A”及び“A”評価の海洋センターの表彰が行われました。
 最も評価の高い“特A”評価には、町村では青森県 南部町 名川、宮城県 蔵王町、福島県 小野町、群馬県 玉村町、群馬県 明和町、栃木県 芳賀町、埼玉県 栗橋町、岐阜県 八百津町、山口県 周防大島町の9センターが選ばれ、表彰されました。


■ 「B&G幼児運動プログラム」モデルセンター認定式
 
 また、「B&G幼児運動プログラム」モデルセンター認定式も行われ、群馬県玉村町、千葉県横芝光町、兵庫県香美町の3海洋センターへ、認定証の授与をおこないました。

 その後、8階に会場を移し、交流会が行われました。この交流会には、日本財団笹川陽平会長、B&G財団理事の岸ユキさんも出席され、終始和やかな雰囲気の中、出席者は懇親を深めました。


海洋センター表彰
特Aに選ばれた9センターのみなさま
交流会
交流会で懇親を深められました


日本財団助成事業 ありがとう競艇