湘南の風をセールに受けて　「第１回　Ｂ＆Ｇアクセスディンギーフェスタ　in　江の島」を開催！

　晴れ渡る空の下、9月5日（土）・6日（日）の2日間に亘り、神奈川県藤沢市の江の島ヨットハーバーで「第1回　Ｂ＆Ｇアクセスディンギーフェスタ　in　江の島」を開催しました。
　当日は、まるで夏が戻ってきたような快晴。事前に申し込みを済ませた約100名の方々が、ヨット操船やクルーザー乗船、海の安全学習などを体験しました。参加者は3歳の幼児から、72歳の高齢者までのヨット初心者。年齢層が幅広く、三世代で楽しめるのがこのイベントの最大の特徴です。身体に障害のある方も大阪府から参加、健常者と一緒にセーリングを楽しみました。

■ 元オリンピック日本代表選手が集結

　今回のイベントには、元オリンピック日本代表選手4名が指導者として駆けつけてくれ、アクセスディンギーの操船はもちろんのこと、オリンピック秘話などの講話もいただきました。また、記念撮影なども実施し、参加者のみなさんと交流をはかっていただきました。
　

■ 多くの団体のコラボレーションで実現　〜年齢や五体に関係なく、多くの人たちに海を好きになってもらいたい〜

　 アクセスディンギーフェスタは、B&G財団が主催、NPO法人セイラビリティ江の島が共催で実現した事業ですが、実施にあたっては多くの団体のサポートを得ています。地元の藤沢市をはじめ、江の島ヨットハーバーを管理する湘南なぎさパーク、藤沢市観光協会、江の島ヨットクラブからも後援をいただいています。また、B&G江の島海洋クラブ、神奈川県立海洋科学高等学校から事業実施の協力を、大塚製薬からはポカリスエットをご協賛いただきました。そして、遠方にもかかわらず、山梨県B&G財団地域海洋センター連絡協議会からは8人の参加者がありました。

●アクセスディンギーとは...
　今回のイベントで使用した「アクセスディンギー」は、1994年にオーストラリアで開発された小型ヨットです。オーストラリアでは、高齢者や障害者をはじめ、誰でも簡単に楽しめるユニバーサルデザインヨットとして広く普及しています。

■ 一日の最後はレース体験と交流会
　　
　フェスタの締めくくりは、レース体験会。元オリンピック日本代表選手も参加し、実施しました。初日のレースには、特別ゲストとして地元の海老根藤沢市長様が来場、白熱するレースを観戦いただきました。

　レース終了後は、表彰式と参加者・スタッフを交えての交流会。元オリンピック日本代表選手との写真撮影も行いました。

■ 家族で参加した加藤さんのコメント

　「私はヨットに乗った経験があるのですが、なかなか家族に経験させる機会に恵まれませんでした。今回このようなイベントがあることを知り、ぜひとも子どもたちにヨットに乗せてあげたいと思い申し込みしました。3歳の子どもとも一緒に乗れてとてもいい経験が出来ました。ありがとうございました。」

＜記念撮影＞

セーリングの様子