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日本水泳競技の聖地 「東京辰巳国際水泳場」に全国23道県から453人が集結
「2009 B&G全国ジュニア水泳競技大会(第10回記念大会)」を開催!!

  8月22日(土)、全国のB&G海洋センターの強豪ジュニア水泳選手たちが集結する「2009 B&G全国ジュニア水泳競技大会(第10回記念大会)」を、「東京辰巳国際水泳場」で開催しました。
 
 大会には、全国23道府県から集まった小学3年生から中学3年生までの453人がエントリー。保護者・監督・引率者なども含めると約1,500名近くが辰巳水泳場に集まり熱戦を繰り広げました。
 
 B&G財団では、水辺での自然体験活動の基本となる“泳げる人づくり”を全国のB&G海洋センターで展開しています。この大会は、日頃からB&G海洋センターなどで練習に励んでいる小・中学生の成果発表の場として毎年実施しているもので、今年で10回目の開催となります。
 
 また競技以外にもシドニーオリンピック銀メダリストでB&G財団評議員の中村真衣さんによる模範泳法や、大会前日には、選手間の交流を深めるための前夜祭を開催し、選手たちは全国の仲間と友情を育みながら、大舞台で日頃の練習の成果を発揮しました。
東京辰巳国際水泳場
水泳選手にとっては憧れの「東京辰巳国際水泳場」



■全国の仲間と交流が深まった前夜祭

  水泳大会前日の8月21日(金)、東京お台場にある「船の科学館」で前夜祭を開催。選手・監督・保護者などが参加しました。
 
 前夜祭は、本大会の大会委員長でもあるB&G財団専務理事 広渡英治の挨拶でスタート。中村真衣さんやTBSテレビ チーフプロデューサーの小谷様などにもご参加いただきました。
   
 バイキングでお腹を満たした後は、道府県ごとに「チーム紹介」。それぞれのチームごとに明日の大会への意気込みを語ってくれました。「今年も総合優勝目指してがんばるぞ」、「全員が自己ベストを目指してがんばります」などやる気にあふれた言葉が聞かれ、明日の大会への期待も膨らみました。
 
 「チーム紹介」の後は、「ビンゴ大会」を実施。中村真衣さんのサイン入りビート板のほか、様々な水泳グッズなどが景品として用意され、子どもたちだけでなく、大人たちも大盛り上がり。みんな表情が真剣でした。
 
 閉会後の会場は、中村真衣さんのサイン会に変身。サインを求めて200人もの長蛇の列が出来上がりました。ジャージやバックなど思い思いの場所にサインをもらった子どもたちは、とても嬉しそうに顔をほころばせていました。






広渡大会委員長「大会では記録も大切ですが“礼と節”を学ぶ場でもあります」
中村真衣さんと一緒に「頑張るぞ〜」
みんなで立食パーティー。目の前にはお台場の景色が広がります。

大盛り上がりのビンゴ大会。数字が読みあげられる度に歓声と落胆の声が・・・。
強豪チームの一つ 兵庫県。総勢50名の選手で優勝目指します!!
最南端の沖縄県チーム。「はいさい」「ちばりよ〜」と沖縄方言で元気に挨拶


■大会は白熱したレースに会場も熱気に包まれました!

 
 開会式では大会委員長で、B&G財団専務理事の広渡英治の挨拶のほか、ご来賓の方からも激励のお言葉を頂戴しました。その後、昨年度優勝の滋賀県チームより優勝カップの返還と、岡山県の選手による選手宣誓が行われました。

 早速レース開始。東京辰巳国際水泳場は、国際大会も開催される日本を代表する水泳場の1つです。選手たちにとっても普段練習しているプールとは、その規模も迫力も違います。
 大勢の応援を背にスタート台に上る姿は、みんな緊張気味。そんな選手たちの心を更に盛り立てるのが、大型モニターと電光掲示板。大型モニターにはレースの模様が、電光掲示板にはゴールとともに記録が表示されます。
 そんな充分すぎる環境の中で、選手たちも日頃の練習の成果を思う存分発揮し、なんと96もの大会新記録が樹立されました。
 


入場行進。チーム旗を掲げ道府県ごとに選手が入場。北は北海道から南は沖縄県まで参加しています
「私も子供の頃水泳をしていました」とB&G財団理事の岸様からも激励のお言葉を頂戴しました
選手宣誓は岡山県の牧野君と藤森さん



緊張の瞬間。辰巳国際水泳場は長水路のうえ10コースまであり大迫力。選手もドキドキ
大会では個人記録のみならず、道府県ごとにもポイントを競うため応援にも熱が入ります
観覧席からは保護者の皆さんが大応援!!


■中村真衣さんの模範泳法に魅了される

 お昼休みには、シドニーオリンピック背泳ぎ銀メダリストの中村真衣さんが4泳法の模範を見せてくださいました。オリンピック選手の美しい泳ぎを目の当たりにし子ども達は感激!少しでも自分達の泳ぎに活かせるようにと、食い入るようにして見ていました。  
 
 併せて、7月29日に全国のB&G海洋センタープールで一斉に開催された水中運動会「アクアキッズフェス」で、見事総合優勝を果たした愛媛県愛南町御荘B&G海洋センター「オール平城」チームの表彰式も行いました。




中村真衣さんの泳ぎに、みんな大感激!
お揃いのTシャツで・・岡山県鏡野海洋センター
「アクアキッズフェス」表彰。「みんなで心を一つにして楽しくできたので優勝できたのだと思います」

■滋賀県2連覇達成!
 
  決勝レースも大盛り上がりのなか終了し、いよいよ表彰です。
  本大会は、個人記録の表彰のみならず、ポイント制による道府県ごとの対抗戦にもなっています。
 
  その結果、「総合の部」は、見事滋賀県チームが優勝。滋賀県は2年連続総合優勝に輝きました。  
 優勝した滋賀県チームの選手は、「優勝できたことも嬉しいけれど、みんなで白熱したバトルが繰り広げられたのが嬉しいです」と話していました。
 
 滋賀県チームの中でも個人種目での活躍をみせた高島市高島B&G海洋センターの監督は、「年に3回の強化合宿を実施し、技術の向上を図りました。また、今年もBGの全国大会で総合優勝しよう、負けられないぞという気持ちも練習に気合が入った一因です」と話していました。

団体戦の結果

総合の部

順位

点数

優 勝

滋賀県

269点

準優勝

埼玉県

195点

3 位

兵庫県

159点


男子の部

女子の部

順位

点数

順位

点数

優 勝

滋賀県

161点

優 勝

埼玉県

119点

準優勝

栃木県

81点

準優勝

滋賀県

108点

3 位

兵庫県

78点

3 位

富山県

85点

 


総合優勝の表彰 おめでとう



優勝した滋賀県チーム

■閉会式

 閉会式では、各部門の表彰が行われました。
 
  大会にご協賛いただいた江崎グリコ(株)からはお菓子の詰め合わせを、ミズノ(株)からはスポーツバッグをご提供いただきました。

【中村真衣賞】
 中村真衣さんが選出する賞
で、個人に授与する賞とチームに授与する賞があります。

【個人賞】
★ 頑張ったで賞:梅本 修平くん(兵庫県猪名川町)

★ ハッスル賞:千葉県連協リレーチームの皆さん(水野 有輝子さん、磯野 真穂さん、高梨 真帆さん、中村 理央菜さん)

★ ほのぼの賞:ロング 愛利さん(沖縄県本部海洋クラブ)

【チーム賞】
★ 遠かったで賞:鹿児島県天城町海洋センターの皆さん
鹿児島県奄美諸島の1つ「大島」から参加。飛行機を乗り継いで大会に参加してくれました。「大島」とプリントされたお揃いのピンクのTシャツが印象的でした。

★ 応援頑張ったで賞:岡山県大応援団(保護者の皆様)
 昨年に続き2度目の受賞。お父さん・お母さんが観覧席から一生懸命声援を送ってくれました。お父さん・お母さんたちの声援が選手たちにとって何よりも心強い応援です。



【最優秀・優秀選手賞】 日本水泳連盟の基準をもとに、今大会での成績優秀者に贈られる賞で、「最優秀選手」2名と「優秀選手」6名が選出されました。 
 
最優秀賞
  石川県志賀町富来B&G海洋センター 池端 久泰くん(小6)
  滋賀県高島市今津B&G海洋センター 京谷 真琴さん(小5)
 なんと京谷さんは、3年連続で最優秀選手に選ばれました!


全結果の詳細はこちらから 全結果 (プログラム順です)      

 新記録の詳細はこちらから


 「初めての大会で最優秀賞がとれて嬉しい。技術の向上を目指して来年も新記録を目指したい」と池端くん



優秀選手の6名


■B&Gドリームキャンプ

 
今大会で優秀な成績を収めた小学5・6年生の選手4名を、冬休みに沖縄県本部町で開催予定の「B&Gドリームキャンプ」に招待します。このキャンプでは、模範泳法を披露してくださった中村真衣さんに直接指導を受けながら更なる技術の向上を目指します。

(写真左から)
埼玉県鶴ヶ島市B&G海洋センター   稲荷山 陸くん(小6)
石川県志賀町富来B&G海洋センター  池端 久泰くん(小6)
富山県南砺市福野B&G海洋センター  松居 千能さん(小5)
滋賀県高島市今津B&G海洋センター   京谷 真琴さん(小5)



大島大会実行委員長から「ドリームキャンプ」の招待状が手渡されました。「昨年から絶対行きたいと思っていたのですごく嬉しいです」と京谷さん