第10回記念大会
〜富士山のふもと山梨県精進湖で「B&G杯全国少年少女カヌー大会2009」開催!〜
平成21年7月25日(土)、26日(日)の2日間、山梨県富士河口湖町の精進湖で、「B&G杯全国少年少女カヌー大会2009」を開催。この大会は、日本で唯一の小学生のカヌー全国大会として毎年精進湖で開催されており、今年はB&G財団がこの大会をお手伝いするようになって10年目を迎えることになりました。
大会には、昨年を大きく上回る140名(22府県、32チーム)が参加。今年も白熱したレースが展開されました。
■友情の輪を広げてください
開会式では、B&G財団の大島康雄常務理事が「レースを頑張るとともに礼と節を守り、友情の輪を広げてください」と挨拶。富士河口湖町の渡邊 凱保町長、日本カヌー連盟の藤田二郎会長代行からもそれぞれご挨拶をいただいた後、地元の上九一色チームと兵庫県家島チームの代表選手が元気いっぱいに選手宣誓を行ってくれました。
■レセプションで交流を深めました
初日は各種目の予選会を実施。全国から集まった参加者は準決勝目指して一生懸命頑張りました。しかし、カヌー競技には不向きの風が強く吹いており、なかなかスタート位置につけない選手も見受けられました。予選終了後、参加者間の交流を図るためレセプションを開催。初出場のチームの紹介や今回特別にお見えいただいたカヌーの日本代表選手の紹介が行われました。参加者は、代表選手にサインをもらったりしながら楽しく交流をしていました。
■なんと3種目を制覇した選手も
二日目は富士山も顔を出し、富士山をバックに準決勝、決勝がおこなれました。さすがに決勝に進んだ選手はレベルが高く、デッドヒートを繰り広げていました。また、今回も初心者を対象とした試乗会を行い地元の山梨県を始め多くの方にカヌーを楽しんでいただきました。
レースの後、閉会式が行われ、各種目の入賞者が表彰されました。今回の大会では、3種目(普及艇の部・カヤックペアの部・スラロームの部)を制覇した選手もいました。
■10周年特別イベント
10周年となる今回の大会では、記念イベントとして、日本代表選手による模擬レースとカヌーポロ普及チームによる模範試合が行われました。
日本人で初めてワールドカップで優勝した北本選手や小学校のときにこのレースに参加していた大村選手など4名の日本代表選手が参加者の前で模擬レースを行い、参加者は食い入るように見ていました。
また、カヌーポロの普及チームのみなさんは、迫力ある試合を見せてくれた後、参加者をチームに入れていただきカヌーポロを体験させてくれました。