■ 昨年度を上回る、20クラブから87名が参加
平成21年7月18日(土)・19日(日)の2日間、愛知県蒲郡市の海陽ヨットハーバーで、「2008B&G OP級ヨット大会」東日本大会を開催しました(主催:B&G財団、共催:愛知県ヨット連盟・名古屋市ヨット連盟・B&Gなごや海洋クラブ)。
会場となった、海陽ヨットハーバーは、様々なヨット大会が開かれるヨットのメッカ。ハーバーのある蒲郡市は競艇の施行者でもあります。
大会には、昨年度を上回る、1都12県の20クラブから87名(小学1年生〜中学3年生の男女)のジュニアセーラーが集結しました。
本大会の大きな特徴は、選手の技量によるクラス別レースを実施している点です。これは、一人でも多くのジュニアセーラーに大会参加の機会を与え、大会の楽しさ、レースの雰囲気などを実感、日ごろの活動の動機付けとしてもらいたいと考えているからです。また、ジュニアセーラーの底辺拡大につながればと願い、出場しやすい大会を開催しています。
競技は、全日本選手権大会出場を目指す上級者対象のAクラス、乗艇経験が2〜3年以上の中級者を対象としたBクラス、そして初心者対象のCクラスで実施。各クラスで熱いレースが展開されました。
■初日は微風 2日目は待望の風が
参加者は夏休みですが、会場の愛知県は梅雨明け前。残念ながら、天気は梅雨特有の曇天です。幸い雨天にはなりませんでしたが、風は、風速2m/s前後の微風。しかも風向が安定しないため、なかなかレースが開始できません。しかし、自然のコンディションは、どの選手にとっても同じこと。大切なのは、どんな状況下でも最善を尽くせる技術と精神力です。
海上で待つこと1時間。ようやく第1レースが開始されました。しかし、初日は風向風速とも安定せず、2レースのみの実施となりました。2日目は、午前9時からレース開始です。初日同様、微風のコンディションで、大会関係者をやきもきさせましたが、皆の願いが天に通じたのか、時間がたつにつれ、徐々に風が出てきました。気がつけば、風速5m/s。申し分ない風です。2日目は3レース実施でき、大会は無事終了しました。
■ Cクラスも盛り上がります!
本大会の大きな特徴であるヨット初心者のCクラス。今年は31名の参加がありました。■レース結果と表彰式
大会は予定どおり、2日間で5レースを実施。Aクラスでは、日本代表メンバーが安定したレースを展開。実力どおりの結果を残しました。Bクラスは、上位の実力が拮抗、集計作業に時間を要しました。
結果ダイジェスト版(詳細はPDFをご覧ください) | ||||
クラス | 順位 | 名前 | 学年 | 所属クラブ |
Aクラス | 1 | 市川 夏未 | 中3 | 夢の島ヨットクラブ |
Aクラス | 2 | 小泉 維吹 | 中1 | B&G大島海洋クラブ |
Aクラス | 3 | 射羽 京 | 中3 | 江の島ヨットクラブジュニア |
Bクラス | 1 | 八木 健太 | 小6 | 夢の島ヨットクラブ |
Bクラス | 2 | 西村 宗至朗 | 小4 | 兵庫県セーリング連盟ジュニアクラブ |
Bクラス | 3 | 川戸 樹理 | 小5 | 夢の島ヨットクラブ |
Cクラス | 1 | 椎木 秀映 | 小4 | THE CLOVERLEAF CLUB TOTTORI |
Cクラス | 2 | 玉山 雄大 | 小2 | B&Gなごや海洋クラブ |
Cクラス | 3 | 続木 茄可 | 小5 | 兵庫県セーリング連盟ジュニアクラブ |