B&G特派員便り:海洋センターに手づくり門松を飾ろう!(B&G邑久海洋クラブ主催事業)
■ 年の瀬の海洋クラブの活動日に
年の瀬が迫った平成20年12月27日(土)、昨年最後のB&G邑久海洋クラブの活動日に、岡山県瀬戸内市自然教育の森キャンプ場で、「門松」と「しめ飾り」の製作を行いました。
昨年は、事故も無く、元気に楽しく海洋性スポーツ活動ができたので、今年、新しい艇庫に移転しても、みんなが和気藹々と水に親しめるように願いを込めて作りました。
指導協力は、キャンプ場の管理をしていただいている地元の自然に造詣が深い、中山 順治さん(82)にお願いしました。門松の材料は、キャンプ場の周辺にあるものをたくさん利用しました。
■ 新年の無事と幸せの願いをこめて
高さ1.7m、直径10センチほどの竹を3本中央に置き、周りに赤いナンテンや、中山さんの奥さんが栽培した立派な紅白の葉牡丹、キャンプ場に自生している松などをあしらい、樽の部分には、育成士会会長の山本さんに持ってきていただいた、わらを巻きつけ飾りつけていきました。
小学生の海洋クラブ員は、中山さんの指導の下、自宅の玄関につける「しめ飾り」をつくりました。
「門松」は完成するとすぐに、瀬戸内市邑久B&G海洋センター正面玄関に設置しました。立派に飾られた一対の見事な門松を見て、来館者の方々から“いいのができたね”“とても子どもたちが作ったとは思えない、すごいねぇ”と、うれしい感想をいただきました。
この海洋クラブ員の気持ちのこもった手づくりの門松を設置することで、海洋クラブ次年度の活動の無事と活躍を願うとともに、今年1年、海洋センターを利用される方々のますますの健康増進につながるようにと切に願っています。
■ 参加者の感想
瀬戸内市邑久海洋クラブ長:松本 良紀くん(中学3年生)
「寒い中での活動だったので大変だったけど、中山さんに親切に指導してもらい、何とかできました」と満足そうに話してくれました。
瀬戸内市邑久海洋クラブ:西 岳海くん(小学6年生)
「わらのしめ飾りは、とても難しかった。でも、いいのができたので、お正月に家の玄関に飾ろうと思います」と笑顔で話してくれました。
■ 海洋センター職員の感想
本当に、見事な手づくり門松をありがとうございました。
中山さんに協力いただき、自然のパワーみなぎる、勢いを感じる門松を子どもたちと一緒につくることができました。また、来年も海洋クラブの子どもたちにこのような貴重な体験をさせてやってください。
海洋クラブのみんなでつくった門松は、海洋センターに来館される方々の一年の安全を見守ってくれると思います。
B&G邑久海洋クラブ
「門松」と「しめ飾り」の製作の様子
「門松」作りの指導をしてくれた中山 順治さん
「しめ飾り」作りを初体験
「しめ飾り」作り ほのぼのとした風景ですね
「門松」完成!
瀬戸内市邑久B&G海洋センター正面玄関でみなさんをお出迎え
< 「門松」ができるまで >
樽にはわらをまきつけ、高さ1.7m、直径10pほどの竹を3本中央に置きます
紅白の葉牡丹、松を植えます
赤い実のナンテンや笹などを飾ります
完成!!見事な出来栄えです

「門松・しめ飾り」作りの先生 中山さんを囲んで記念撮影 上手にできました♪
取材:中国ブロックB&G特派員 岡山県瀬戸内市邑久B&G海洋センター:今吉 崇文