B&G特派員便り:「2008親子ふれあいキャンプin奄美大島」開催 (日本財団助成事業)
〜奄美ならではの12月のキャンプ!!〜
12月20日(土)・21日(日)の2日間、鹿児島県奄美市の太陽が丘総合運動公園で「2008親子ふれあいキャンプin奄美大島」(奄美市笠利B&G海洋センター主幹)が開催されました。
12月とは思えない暑い日差しの中、6家族合計15名が参加。食材を確保するサバイバルゲームをはじめ、カヌー体験や奄美に昔から伝わる「イザリ」体験など、多彩な自然体験プログラムを体験し、親と子の絆を深めました。
「イザリ」とは・・・大潮の干潮に、貝やタコ、魚等をモリなどの道具を使って捕る奄美に昔から伝わる磯遊びのこと
「2008親子ふれあいキャンプin奄美大島」
がんばってテントを張りましたv(^ー^)v
■ 1日目
開会式では、B&G財団 事業部 遠藤部長が「通常の家庭環境とは違うキャンプ生活を通じて、親と子が協力し話し合い、お子様の成長する姿を肌で感じていただきたい」と来賓挨拶をされました。
また、奄美市教育委員会教育部 里中 一彦部長より「6家族の皆さんが、このキャンプにご参加いただき、大変ありがたく頼もしく思います。この活動を通じて体験したことを回りの皆さんにも伝えていただければありがたいと思います」と、歓迎の挨拶をいただきました。
歓迎の挨拶をされる奄美市教育委員会教育部 里中 一彦部長
<開会式>

緊張と不安の中、いよいよ始まりました。子どもたちの成長が楽しみです
<テント設営>
いろいろ意見を出し合いながらテントの設営をしました
<炊事>
お父さんから,にんじんの切り方を教えてもらっています
<炊事>

水の大切さを実感しました
<昼食>
自分たちで作ったやきそばは格別でした
<カヌー指導>
パドルの持ち方や漕ぎ方を教わって、これから始まる体験にみんなワクワク
<カヌー体験>

きれいな海でのカヌーは最高!!
天気と海に感謝です
<サバイバルゲーム>
食材が書かれた紙の入ったペットボトルを探すのに必死!食がかかっているだけに一生懸命
<浜の清掃活動>
結構ごみが流れてきている現実を知りました。きれいになった浜をみて、みんなとびきりの笑顔でした
<炊事・食事>
サバイバルゲームでゲットした食材で夕食作り。食材の大切さを知り、好き嫌いも少なくなったのでは?
<インタープリテーション>
夜のイザリ&生態系学習。リーフの上を散歩、こんな世界初めて知りました
■ 2日目
テントでぐっすり眠った参加者のみなさんは、さわやかな2日目の朝を迎えました。おいしい空気を胸いっぱいに吸いながら朝の体操をし、朝日に照らされながら朝食をすませました。
あっという間の2日間。12月なのに最高気温は20度を超え、青空のもと貴重な体験をし、南九州ブロックならではの親子ふれあいキャンプとなりました。
同じ釜の飯って、人と人を結びつける。これからもいろんな体験をして大きく成長してくださいね。
すがすがしい朝の空気が食欲をそそります
■ 参加者の声
實 龍高(さね りゅうこう)君
「自分でご飯が炊けるようになって、とても良かったです。これからは、家の手伝いもやっていきたいと思います」と頼もしく発表をしてくれました。
■ 特派員の感想
「12月にキャンプをやります。」と連絡を受け、とてもびっくりしました。現地について、さらにびっくり。8月9月みたいな感覚です。日差しが痛く感じるのです。夜はというと、打って変わって冬を感じました。参加者の体調が気になりましたが、みんな元気よく「おはよう」が聞こえたので、安心しました。
みんなで宇宿漁港の浜を一斉清掃したことは、みんなの心の中にいつまでも残っていて
欲しいと思いました。このキャンプ体験も自然が残っているからこそできる体験だということをいつまでも忘れないで欲しい。
實 龍高(さね りゅうこう)君
一層たくましくなりました
<記念撮影>

更なる体験を積んで、成長してくださいね
取材:南九州ブロックB&G特派員 指宿市山川B&G海洋センター:中野 裕司