B&G特派員便り:岐阜県八百津町で「平成19年度 レベルアップ研修会」開催
〜冬の温水プールで来年度のためのスキルアップを〜
3月3日(月)〜4日(火)、1泊2日の日程でB&G財団主催による、「平成19年度 レベルアップ研修会」が岐阜県八百津町海洋センタープールにて開催されました。
今回の「レベルアップ研修会」はカヌーをテーマに行いました。冬のプールでカヌー!?とお思いでしょうが、八百津町海洋センタープールは温水で、水温は30℃前後に保たれていますので安心してカヌー実技が行えます。
今回、この研修会に参加していただいたのは、中部ブロックの岐阜県、愛知県を中心に15名。遠くは佐賀県、徳島県からも参加していただきました。B&G財団からは指導者養成課津田課長と持田係長が参加し、指導に当たっていただきました。
八百津町海洋センターの温水プール
当日の天気は快晴で、春の訪れも感じさせるような日差しの暖かさです。開講式ではB&G財団大島常務理事より実際の指導に役立つ研修になるようにとのお話と、八百津町後藤教育長から八百津町海洋センターの歴史などのお話をいただきました。
B&G財団 大島常務理事
八百津町 後藤教育長
■エスキモーロールに悪戦苦闘!?
1日目は準備体操の後、早速カヌーに乗艇。久しぶりのカヌーですが、さすがB&Gインストラクター!すぐに沖縄の日々を思い出し、コツをつかみます。
しかし!余裕の表情はここまで。エスキモーロールの練習では、昔できた人も、成功したことがない人も苦労していました。
このほかにも、ロープを使った救助の練習、カヌーでの沈艇処置などを学びました。
久しぶりでもスイスイ!

ブレードを上げて…と

溺れてます!?

沈艇のコックピットに自艇のバウをいれて運びます
■カヌーを使ってのレクリエーションプログラム
2日目は、平成19年度第9期生のアドバンスト・インストラクターたちが発案した海レクプログラムを、参加者たちで行いました。
まずは4対4に分かれてのポート・フリスビー。簡単に言えばカヌーとフリスビーを使ってのポートボールです。非常に楽しく、カヌーの技術も身につけることができるプログラムです。しかし、カヌーというよりフリスビーの練習が必要だと感じました…。
いい笑顔です!
■参加者感想
☆レベルアップ研修会でないと受講できない内容だったので、大変有意義でした。
☆時間的に余裕があり、何度も聞きながら練習ができたところが良かった。
☆日々の事業の中で自分の知識や技術を高める機会は中々なく、今回のような研修に参加できて良かった。もう1日長くても良かった。
…など、参加者は満足のいく内容であったと振り返っていました。

お疲れ様でした!
取材:中部ブロックB&G特派員 岐阜県 可児市B&G海洋センター:林 桂太郎