B&G特派員便り:平成20年度「南九州ブロック海洋センター・海洋クラブ責任者会議」開催!! 〜南九州ブロックの更なる飛躍を目指して〜
11月19日〜20日の2日間、ブルーシー・アンド・グリーンランド財団主催で、平成20年度「南九州ブロック海洋センター・海洋クラブ責任者会議」が、開催されました。
大河ドラマ「篤姫」で話題の鹿児島市にあるアクアガーデンホテル福丸に、南九州ブロック内の33海洋センター・4クラブから57名が出席しました。結構、寒いんですね〜という方もちらほら。でも会議は熱かった!?
広渡専務理事の主催者挨拶のあと、南九州ブロックB&G地域海洋センター連絡協議会会長代理 田中 民也 指宿市教育長は「青少年健全育成にご尽力いただき厚く感謝申し上げます。この2日間の会議を実り多い会議にできますよう願います」とエールを送られました。
鹿児島県指宿市 田中 民也(たなか たみや)教育長 あいさつ
◎出席者自己紹介
各海洋センター・クラブの代表者が挨拶し、問題点・改善した点を述べられました。
来年度、"南九州ブロックB&G地域海洋センター連絡協議会幹事センター"となる熊本県城南町B&G海洋センターの久間原洋一さんは「只今、勉強中です。いろいろと学んでいきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いします」と挨拶されました。
平成21年度南九州ブロック幹事
熊本県城南町B&G海洋センター 久間原洋一氏
■第1部 財団事業説明
20年度下期事業及び21年度事業の説明がありました。資料については、変更点を色分けされており分かりやすくなっていました。(内容については、他ブロックと同じ内容のため省略)
「何回も目を通していただき、活用してください」と締めくくられました。
■第2部 海洋センターの評価
鹿屋市串良B&G海洋センター 柿本 和範さんによる「海洋センターの活性化」の発表において、評価を上げるために重要だと考えていることを述べられました。
(1)基準を充たした指導員の配置
(2)各種大会・教室の実施
(3)センター利用率を上げる
(4)財団事業関係の活用
鹿児島県鹿屋市串良B&G海洋センター 柿本 和範氏
「指導員のおかげで特Aいただきました」
■第3部 海洋性 レクリエーションの活性化について
いちき串木野市B&G海洋センター 松下三孝 所長より「海洋性レクリエーションの活動への取り組みについて」と題して報告がありました。
教室数・大会数も多く、中でも小学校への「カヌーの出前講座」が印象的でした。驚いているセンターの責任者もいらっしゃいました。
鹿児島県いちき串木野市B&G海洋センター 松下 三孝氏
■第4部 基調講演
北京オリンピック 49erクラス日本代表の石橋 顕氏による「北京オリンピックまでのみちのり」と題した講演。ヨットを始める意外なきっかけから始まり、様々な苦労の中での心境の変化、モチベーションの大切さを教えていただきました。
負けず嫌い→何かで勝ちたい→人より努力→うまく結果が出せない→気持ちの切替→あきらめない→負けず嫌い(自分を信じる)
Believe:自分が良くない環境においても、自分を信じる。
多くの責任者の心に灯がついたと思います。
石橋 顕氏による基調(貴重)講演!!
■特派員兼南九州ブロック幹事センター担当の感想
各海洋センターは、ほとんどと言って良いほど、同じような問題で悩んでいます。昨年度に比べ、活動報告に重点を置いたこの会議において、悩みを相談しあうことで何かヒントを見つけられたセンターもあったと思います。
「南九州ブロックの更なる飛躍をめざしてBelieve」
責任者会議の様子〜熱心に聞き入っていました〜
取材:南九州ブロックB&G特派員 指宿市山川B&G海洋センター:中野 裕司