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参加した62地域海洋センターの担当者の皆さん
東北ブロック会長代理 奥州市の岩井 憲男副市長からご挨拶を頂きました
■第1部 財団事業の説明
下半期事業や次年度の事業説明を行いました。財団からは各地域海洋センターで次年度以降も事業展開が容易にできるように変わった所に要点を置き、説明されていました。■第2部 海洋センター評価
出席された皆さんが一番気になるセンター評価説明では、平成18年度に開催された「B&G全国サミット共同宣言」の遵守事項の中で、これまでの「加点方式」から、B&Gプラン推進の原動力になる「指導員の適正配置」に重点を置き、一部減点方式を取り入れたこと、また、「B&Gコンパス」を十分に活用し、連携を深めプランの推進や活性化、高率運営を図るための指標とするのがセンター評価になりますと説明があり、引き続き事例発表がありました。■事例発表〜海洋センターの活性化について〜
福島県小野町海洋センター所長荻野様からは、B&Gプラン推進について、「首長に積極的に理解していただけるように取り組むことやB&G財団との連絡を密に取ることが大切だ」とお話されていました。
福島県小野町B&G海洋センター所長 荻野様から事例発表を頂きました
■事例発表〜東北ブロック連協の活性化について〜
岩手県奥州市前沢海洋センター千田様からはB&Gみちのくアクアフェスタの事業概要説明がありました。
岩手県奥州市前沢B&G海洋センター 千田様
■事例発表〜平成20年度の財団事業体験報告について〜
福島県塙町海洋センター金澤様から、ふれあい親子キャンプについて実施報告がありました。キャンプに参加した方同士の交流が図れるようにプログラムを立てたことや知識や知恵を親子で学べたこと、地域で活動する子供会等のタイアップが必要であること、また、次年度以降も東北ブロック連協と福島県連協と協力し実施したいと話されていました。
福島県塙町B&G海洋センター 金澤様
■第3部 海洋性レクリェーションの活性化について
山形県平田B&G海洋センター阿部様より事例を発表がありました。海洋性レクリェーションの活動の場を沼だけに限らず、川や海へと連鎖を持たせる工夫、指導技術向上について話されました。
山形県酒田市平田B&G海洋センター阿部様の事例発表
宮城県B&G亘理海洋クラブ宮島様(左)と山形県B&G平田海洋クラブ新田様(右)が優良海洋クラブとして表彰されました
幼児運動プログラムの機材贈呈式では、秋田県湯沢市 菅教育次長が目録をいただきました
■第4部 基調講演…「海洋性スポーツ活動の普及と海洋環境について」
海野講師より基調講話をいただきました。すべての生命のふるさとは海洋であることや水辺が心地よいと感じる所以などを話されました。また、自然環境については、人や自然、人と人、それぞれのつながりが薄れてきているともおっしゃっていました。
オーシャンファミリー海洋自然体験センター 代表理事 海野 義明氏
■第5部 指導者会
平成17年度の責任者会議において指導者不足が問題視されました。この問題を打開するには、自治体の行政組織の垣根を越えた指導者の協力が必要です。財団では指導者会の設置を平成18年度から海洋センターに進めています。
宮城県登米市中田B&G海洋センター石川様 指導者会について事例発表
■特派員の感想
開会後の自己紹介では多くの課題を克服しながら運営しているセンターの様子がわかりました。今年2度の地震に見舞われた東北ブロック。利用状況や施設管理に影響が残っているセンターもあるようです。