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「第4回B&G全国市長会議」を開催 (日本財団助成事業)
〜 全国民の“スポーツ・健康・人づくり”を目指して 〜

■現職市長50名を含む、全国124市の関係者が出席

 平成20年1月23日(水)、日本財団ビル2F大会議室において、第4回『B&G全国市長会議』が開催され、現職市長50名をはじめ、全国124市の関係者が一堂に介しました。

 この会議は、“スポーツ・健康・人づくり”のため、海洋センター所在市との連携を深め、一丸となって「B&Gプラン」を推進していくことを目的としています。

 開会にあたり、B&G財団梶田 功会長が「海洋センターは、1,400億円にも及ぶ競艇の貴重な収益金により、延べ2,200市町村の応募の中から480市町村に建設させていただきました。市町村合併により、海洋センターを有する市の数は48市から210市に増え、後背人口も750万人から2,400万人へと大幅に増加しました。今後さらに多くの市民の皆さまにご活用いただけるものと期待しております。

 B&G財団では、施設の“修繕助成”や事業の“活動助成金”の交付をはじめ、幼児から高齢者までの健康づくり事業や自然体験を通じた海洋教育事業の提供など、様々な支援を行っていきますので、これらを大いにご活用いただき、健康で豊かな地域づくりを推進していきたい」と挨拶しました。
集合写真
全国から現職市長50名が出席


梶田 功会長
開会のあいさつをする
B&G財団梶田 功会長


■“日本と誇り”―― 日本財団 笹川 陽平 会長が特別基調講演

 続いて、日本財団笹川陽平会長による「日本と誇り」と題した特別基調講演が行われ、「日本は、古くから優れた文化と伝統を持ち、それを誇りにしてきたが、戦後はそれらの多くが否定され、分断されてしまった。しかし、歴史の連続性を今途切れさせてはならず、駅伝のタスキのように次代に受け継ぎ、誇りと自信を取り戻してほしい」と話されました。

 会議に出席された市長からは、「普段気付くことができない外国から見た日本、日本の評価に対する話をわかりやすく、興味深く聞かせていただいた」「日本を構成する1つの自治体の長として、今後の市制への取り組みの参考となった」などの感想が聞かれました。
日本財団 笹川 陽平 会長 「日本と誇り」について講演される
日本財団 笹川 陽平 会長


■“B&Gプラン”の推進に向けて

 会議では、「B&G全国市長会議」の正副会長の選任が行われ、引き続き、会長には北海道砂川市菊谷勝利市長、副会長には岐阜県可児市山田 豊市長、鹿児島県阿久根市斉藤洋三市長が選ばれ、それぞれ就任の挨拶をされました。

 続いて、B&G財団広渡専務理事が、「B&Gプランの推進に向けて」というテーマで、海洋センターの評価の推移、指導者の配置、指定管理者制度、ブロック連絡協議会の活動促進、修繕助成などの支援策について説明。「平成15年度の財団設立30周年を機に、財団では“ハードからソフトへ”と大きく事業軸を転換してきましたが、この4年間で海洋センターの運営は大幅に改善されている」と報告しました。


菊谷勝利市長 会長 北海道砂川市 菊谷 勝利市長
山田 豊市長 副会長 岐阜県可児市 山田 豊市長 
斉藤 洋三市長 副会長 鹿児島県阿久根市 斉藤 洋三市長



藤巻 義麿市長 事例発表を行う山梨県甲斐市 藤巻 義麿市長  

■大規模修繕の成功事例を発表

 事例発表では、山梨県甲斐市 藤巻 義麿市長が、修繕助成制度を活用し、プールの屋内化、温水化が実現しました。さらに水中ウォーキング専用コースの増設やプールから南アルプスの眺望が楽しめるよう、プールサイドを大胆にガラス張りへと変更した結果、平成19年4月から11月までの間に、利用者が1万人を達成したことなどを報告されました。

 

■共同宣言を全会一致で承認

 共同宣言の説明が行われ、平成18年11月14日に開催された『第2回 B&G全国サミット』で採択された共同宣言が改めて全会一致で確認されました。

 一.海洋センターとの連携
   B&G財団と全国401市町村との連携をさらに深め、一丸となって“B&Gプラン”=スポーツ・健康・人づくり=を推進する

 一.施設の運営と管理
   市町村合併の有無にかかわらず、今後も“B&Gプラン”の趣旨に則り、全ての施設について善良なる維持・管理に努め、運営にあたっては“B&G指導員”を適切に配置する。また、その推進のため“B&G指導者会”を設立し、その活用を図る

 一.積極的な事業の推進
   “B&Gプラン”の理念を再認識するとともに、B&G財団が実施する新たなソフト事業を最大限に活用し、青少年の健全育成と地域住民の健康づくりを積極的に推進する

 一.情報・ノウハウの共有
   海洋センターの情報・ノウハウを共有し、コンパスと人的ネットワーク、そしてブロック連絡協議会を通じて地域交流の促進及び海洋センターの活性化を図る

 



■優良海洋センターを表彰

 会議の最後には、「海洋センター表彰」が行われ、“特A”及び“A”評価の海洋センターの表彰が行われました。
 最も評価の高い“特A”評価には、北海道滝川市、秋田県能代市、埼玉県鶴ヶ島市、千葉県南房総市千倉、富山県高岡市福岡、岐阜県可児市、兵庫県南あわじ市南淡、岡山県瀬戸内市邑久、香川県三豊市高瀬の9センターが選ばれました。

 会議終了後には、8階に会場を移し、交流会が行われました。この交流会には、日本財団笹川陽平会長、B&G財団理事の岸ユキさんも出席され、終始和やかな雰囲気の中、出席者は懇親を深めました。


 
特A表彰センター 特Aに選ばれた9センターのみなさま
交流会の様子 和やかな雰囲気で行われた交流会


日本財団助成事業 ありがとう競艇