B&G特派員便り:「平成20年度 B&Gスポーツ大会 中国ブロック大会」開催
■ 山口県内の周防大島町、田布施町の2会場で開催
平成20年8月8日(金)、『平成20年度 B&Gスポーツ大会 中国ブロック大会』が開催されました。今年度の「水上の部」は周防大島町B&G海洋センター、「剣道の部」は田布施町B&G海洋センターの2会場で行われ、総勢159名の選手が参加しました。
平成20年度 B&Gスポーツ大会 中国ブロック大会「水上の部」
■ 「水上の部」は各県大会を勝ち抜いた120名の選手が参加
「水上の部」には、島根県・岡山県・広島県・山口県から120名の選手が参加。9時30分から大島商船高等専門学校ボートヤードで開会式が行われ、中国ブロック連絡協議会 福田 良彦 会長(山口県岩国市長)の代理として、岩国市教育委員会 磯野 恭子 教育長が「持てる力を存分に発揮し、上位入賞を目指して頑張ってください」と挨拶されました。また、来賓として、開催地の周防大島町 中本 冨夫 町長から歓迎の挨拶があり「明治時代に周防大島からハワイへ移民する人が多かったことから、カウアイ島と姉妹島縁組を結んでいる関係で、夏の期間は、役所、銀行、郵便局の職員など、みんなアロハシャツ勤務しています」と自らアロハシャツ姿でお話しされました。続いて、B&G財団 海洋センター支援部 坂倉 一寿 部長から「日頃の成果を存分に発揮して頑張ってください。今回、小学生の部の“カヌー競技”と“OPヨット競技”の優勝者を小笠原体験クルーズに招待します」と挨拶され、選手たちからどよめきが起こっていました。
■ B&G育成士会がレースをしっかりサポート
開会式終了後、10時からレース開始!カヌー、ローボート、OPヨットの順で競技が行われ、各種目とも熱戦が繰り広げられました。カヌー・ローボート競技では、強風のためスタートが合わず、急遽、B&G育成士会のメンバーが海に飛び込み、艇を保持してスタートを合わせる場面もありました。また、OPヨット競技では、先頭を行く選手のラダーのガジョンが金属疲労により折れてしまい、航行不能により再レースとなるなど、いくつかハプニングもありましたが、無事に全レースが終了しました。
また、レースの途中、中国ブロック連絡協議会 福田 良彦 会長(山口県岩国市長)が、忙しい公務の合間を縫って駆けつけてくださり、選手たちに激励の言葉をくださいました。
今回のレースの開催にあたっては、前日の周辺海域へのブイの設置から当日のレース運営まで、大島商船高等専門学校の全面的な協力を得て、大きな事故もなくスムースに運営することができました。
小笠原体験クルーズへの招待の権利は、井原市美星B&G海洋センターの高橋くん、瀬戸内市邑久B&G海洋センターの西くん、平岡さんの3名に決定しました。
歓迎の挨拶をする周防大島町の中本 冨夫町長
岩国市教育委員会の磯野教育長(左)と選手宣誓をする大島海洋クラブの小柳君(右)
中国ブロック連絡協議会 福田 良彦 会長(山口県岩国市長)

大島商船高等専門学校の練習船「大島丸」を開放していただきました

ターンマークを果敢に攻める選手

カヌー競技スタート(舟艇を保持するスタッフも海の中で頑張りました)

ローボート競技スタート

力いっぱい漕ぎます!追いつけ追いこせ

バナナボート体験にスタッフも楽しそう

接戦のOPヨットレース 小学生の部

OPヨット小学生の部 優勝の瀬戸内市邑久海洋センターの西くん

地元の大島海洋クラブのメンバー
たくさんの賞状ですね
■ 「剣道の部」は呉市蒲刈B&G海洋センターが大活躍
田布施町B&G海洋センター(山口県)で行われた「剣道の部」は、開催地である田布施町の冨田 辰也副町長より挨拶をいただいた後、各県大会を勝ち抜いた精鋭39名が、個人戦、団体戦とそれぞれ熱戦を繰り広げました。今回は、呉市蒲刈B&G海洋センター(広島県)の選手が大活躍した大会となりました。
田布施町の冨田 辰也副町長へ宣言を行う原田君と平松君
緊張感が伝わる団体戦前の礼
試合風景 「こて〜」
* 特派員の感想
たいへん暑い中、選手・指導者・保護者全員がレースに、応援に頑張っておられました。主管センタースタッフの一人として、たくさんの方々の協力を得て、無事に終了したことが何よりほっとしています。
取材:中国ブロックB&G特派員 山口県周防大島町B&G海洋センター:古崎 敏雄