B&G特派員便り:
兵庫県豊岡市でウォータースポーツプロジェクト「B&G竹野マルチスポーツ教室」を開催
平成20年7月13日(日)、兵庫県豊岡市竹野B&G海洋センターで、ウォータースポーツプロジェクト「B&G竹野マルチスポーツ教室」が開催されました。
平成19年度に立ち上げられた、B&G財団、トライアスロン連合、ライフセービング協会の3団体協働事業である「ウォータースポーツプロジェクト」を今年度は全国10ヵ所の各海洋センターで開催予定です。今回は、秋田県にかほ市象潟、滋賀県高島市、愛媛県松山市中島に続く4ヶ所目の開催です。
当日は、暑すぎずスポーツを行うのに絶好の気温で、37名の参加者が集まりました。
「B&G竹野マルチスポーツ教室」バイク講習の様子 「
坂道はしんどいです」
■ 前半 <バイク・ランニング教室>
前半は「たけのこうえん」でトライアスロンの講習。地元兵庫県トライアスロン協会の方々が指導をされました。冒頭の説明で、「トライアスロンは水泳、バイク(自転車)、ランニングの3種目をこなす長時間にわたるハードなスポーツであるため、競技中の栄養補給など、すべて自分自身で責任をもって行う競技である」と説明をされました。
バイクの講習から始まり、競技用バイクの説明、乗り方、止まり方など基本部分を重点的に学び、応用として、スラローム、坂道の下り方、登り方を教わりました。最後の坂道は少し長い距離で参加者は皆必死に自転車を漕いでいました。
続いてランニングの講習が行われ、前半のまとめとして、ランニングから自転車を2回繰り返すミニレースを実施しました。中頃からトップ争いが接戦となり、大変盛り上がる楽しいレースとなりました。

スラロームに挑戦
「短い距離での切り返しが難しい」

ランニングの基礎 「いつもなんとなく走っているけど基本は大事です」

レースの様子 「ゴールまでもう少し」
■ 後半 <水泳・ライフセービング教室>
昼からの後半では、場所を変えて竹野浜海水浴場で水泳の講習が行われ、トライアスロンの部は終了となりました。
続いて、ライフセービング協会によるビーチフラッグの体験がおこなわれ、参加者はなれない砂浜での走りに戸惑いながらも必死にフラッグを取ろうと競っていました。

準備体操 「水泳前は入念に準備体操を行います」

水泳の基礎 「みんな一生懸命泳いでいます」

ビーチフラッグの体験 「必死になってフラッグを奪い合いました」
「B&G竹野マルチスポーツ教室」 参加者全員で記念撮影
おつかれさまでした!!
* 特派員の感想
普段は、なかなかできない競技を体験できるため、参加者にとって有意義な時間であったと感じました。また、実技のほかには「自分自身がすべての責任をもって競技を行う」、「自分の身は自分で守らなければならない」などの講師の言葉が印象的でした。
取材:近畿ブロックB&G特派員 京都府南丹市園部B&G海洋センター:川勝 建太朗