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絶好のレース日和!84名のジュニアセーラーがベストを尽くす!
〜「2008B&G OP級ヨット大会」東日本大会開催〜

■大会の概要

 平成20年7月19日(土)・20日(日)の2日間、B&G財団は「2008B&G OP級ヨット大会」東日本大会を開催しました(主催:B&G財団、共催:愛知県ヨット連盟、名古屋市ヨット連盟、B&Gなごや海洋クラブ)。

 舞台となったのは、ヨットのメッカ・愛知県蒲郡市にある海陽ヨットハーバー。蒲郡市は競艇の施行者でもあります。

 日頃の練習成果を発揮すべく、1都9県から16クラブ84名(小学1年生〜中学3年生の男女)のジュニアセーラーが集結しました。11月に、日本OP協会主催の「第40回日本オプティミストセーリング選手権大会」が、同じく海陽ヨットハーバーで行われるため、下見を兼ねて、遠方から参加する人達も!!!ヨットにかける熱い思いが伝わってきます。

 競技は、上級者対象のAクラス、中級者対象のBクラス、そして初心者対象のCクラスと、レベルに応じて3つのクラスが用意されています。ジュニアセーラーの育成に努めるとともに、誰もが楽しく参加できる大会となっています。


B&G財団大島常務理事
B&G財団大島常務理事あいさつ
「セーリング日和になりました。熱中症にならないように水分補給をしっかりして、みなさんがんばってください」
蒲郡市金原市長
蒲郡市金原市長あいさつ
「蒲郡はアメリカズカップの基地になったこともあります。ヨットのメッカ蒲郡で、先生や保護者の方たちに習ったことを活かして、優勝目指してがんばってください」

■レースの展開

 大会2日前に台風が発生し、天気が心配されましたが、両日とも晴天に恵まれました。特に1日目は、風速6m/s〜8m/sと、OP級ヨットにとっては絶好の風が吹くコンディション。まぶしい太陽の下で熱戦が繰りひろげられ、2日間で予定された全6レースを行うことができました。

 Aクラスでの上位争いを繰り広げたのは、2年前と同じく神奈川県のみなさん。初日に4レースを終えた時点で、江の島ヨットクラブジュニアの佐藤宏樹君と深沢瑛里さん、横浜市民ヨットハーバージュニアヨットクラブの樋口舵君らが上位3位を占めました。

 続く大会2日目の第5レース、第6レースでも息を呑む試合が繰りひろげられましたが、第4レースで1位となった深沢瑛里さんが、Aクラス総合優勝を手にしました!


白熱したレース展開 白熱したレース展開
マークターン マークターンの時はたくさんのヨットが集まり緊張します
よくがんばりました お父さん、お母さんの声援を受けて、Cクラスの参加者も上達しました。よくがんばりましたね!



■B&G一色町海洋クラブも大会に出場したい!

 大会へご協力いただいている中部ブロックB&G地域海洋センター連絡協議会の会長代理として、愛知県一色町の徳倉正美副町長が、大会にお越しくださいました。

 一色町は、今年度“おためし海洋クラブ”への申請をしており、近いうちにカヌーやヨットを楽しめる組織をつくろうとしています。楽々とヨットを操る子ども達を見て「いつか一色町の子ども達もこの大会に参加できるといいなと思う」と話されました。
愛知県一色町の徳倉副町長 愛知県一色町の徳倉副町長


■他県の友達との交流もこの大会の楽しみのひとつです

 1日目のレース終了後、海陽ヨットハーバーにあるレストランでレセプションが行われました。お腹がへった参加者達は料理に夢中になりつつも、他のヨットクラブの友達との交流も楽しんでいました。

 レセプションの中で、クラブごとに明日への抱負を発表してもらいました。「明日は、もっとがんばって優勝目指します!」と力強く話す姿が印象的でした。


たくさんあった料理もあっという間になくなりました たくさんあった料理もあっという間になくなりました
キラキラと顔を輝かせて抱負を語る参加者たち キラキラと顔を輝かせて抱負を語る参加者たち
B&G川辺海洋クラブ 岐阜県のB&G川辺海洋クラブのみなさん


■ヨット大会の裏話

 岐阜県から参加したB&G川辺海洋クラブ員は、4〜7月の間、週に2回、地元の川辺ダム湖でヨットを練習をしています。ダム湖はほとんど風が吹かないところですが、ヨット大会の会場は風も波もある海!大会本番前に海に慣れる必要があります。

 そこで、B&Gなごや海洋クラブのみなさんにお世話いただき、大会の2週間前に一緒に海で練習をしています。この練習があるから、B&G川辺海洋クラブの子ども達は自信を持って大会に臨むことができるとのこと。本当に、B&Gなごや海洋クラブの心あたたかい対応に感謝しています!(B&G川辺海洋クラブ指導者佐伯さん談)


大会結果詳細はこちらから(PDF)

Aクラス結果  Bクラス結果  Cクラス結果


Aクラス入賞者 Aクラス入賞者:試合でよく顔をあわせているベテラン勢がそろいました
Bクラス入賞者 Bクラス入賞者:Bクラスでは夢の島ヨットクラブのみなさんが4人も入賞しました
Cクラス入賞者 Cクラス入賞者:これをきっかけにさらなる練習に励んでくださいね

※ Bクラス(中級者)の1〜2位は、沖縄県で一流のコーチから指導を受ける「B&Gドリームキャンプ」に招待します。


Aクラス優勝の深沢瑛里さん Aクラス優勝の深沢瑛里さん(江の島ヨットクラブジュニア/中学1年生)
「いい風をつかむことができました。11月の大会も優勝できるようにがんばります!」
Bクラス優勝の浅井颯太君 Bクラス優勝の浅井颯太君(夢の島ヨットクラブ/小学5年生)
「お姉ちゃんと一緒に週に1回練習しています。今日は実力が出せて良かった。ドリームキャンプはケガをしないようにがんばります」
Bクラス準優勝の吉永風人君 Bクラス準優勝の吉永風人君(琵琶湖ジュニアヨットクラブ/小学5年生)
「体験会に参加しておもしろかったからヨットを始めました。今年で2年目です。今日はレースだからとても緊張しました」



■ここ蒲郡での再会を楽しみにしています!

 今回のレース委員長の岡田彰さん(愛知県ヨット連盟)が、閉会式で総評を述べてくださいました。

 「Aクラスのみなさん、11月の『第40回日本オプティミストセーリング選手権大会』では、少しでも実力を上げたみなさんに再会できることを楽しみにしています」
 「B・Cクラスのみなさん、みなさんの延長線上には、北京オリンピックに出る近藤・鎌田ペアのようにOPからヨットを始めた人たちがいます。いつか、みなさんの中からオリンピックに出場するような選手が出るといいなと思います」
レース委員長の岡田彰さん(愛知県ヨット連盟) レース委員長の岡田彰さん(愛知県ヨット連盟)


結果ダイジェスト版(詳細はPDFをご覧ください)
クラス 順位 名前 学年 所属クラブ
Aクラス 1 深沢 瑛里 中1 江の島ヨットクラブジュニア
Aクラス 2 樋口 舵 中2 横浜市民ヨットハーバージュニアヨットクラブ
Aクラス 3 岸 祐花 小6 江の島ヨットクラブジュニア
Bクラス 1 浅井 颯太 小5 夢の島ヨットクラブ
Bクラス 2 吉永 風人 小5 琵琶湖ジュニアヨットクラブ
Bクラス 3 米澤 海太朗 小6 夢の島ヨットクラブ
Cクラス 1 中村 瑠夏 小4 横浜市民ヨットハーバージュニアヨットクラブ
Cクラス 2 辻 アンナ 小3 横浜市民ヨットハーバージュニアヨットクラブ
Cクラス 3 瀬尾 亮介 小5 B&G川辺海洋クラブ



レースを支えてくださったスタッフや保護者のみなさんと一緒に集合写真をパチリ
「大会を盛り上げてくれてどうもありがとう!」