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毎年開催されている、北海道最大の河川“石狩川”を下るイベント「第13回石狩川下覧櫂川下り」が、今年も7月12日(土)13日(日)の2日間日程で行われ、B&G鷹栖海洋クラブが今回初めて参加しました。自分たちが乗るための筏作りから、川下り当日までの様子を報告します。
◇筏を作ろう!
川下りに参加するために必要なものは、自分たちが乗る「船」。石狩川下覧櫂川下りでは、カヌー・ボート・筏などの出艇が認められています。今回鷹栖海洋クラブでは、「手づくりの船で仲間とともに完漕を目指すことで、河川への興味や協力して達成する喜びを感じてもらいたい」と、筏での川下り参加を企画。川下り参加に年齢制限があるため、小学5・6年生のクラブ員から希望者を募り9名が参加しました。
◇進水式!
本番の前に進水式(とは名ばかりの実験会!?)を実施。いつもクラブが活動している湖面に、作ったばかりの筏を浮かべて見ました。「本当に浮くだろうか‥」と内心ドキドキの指導員とは裏腹に、子どもたちは我先にと席の取り合い。心配したのも束の間、あっという間に湖面へと漕ぎ出していって筏の無事を証明してくれました。やはり自分たちが手をかけた筏に乗るのは嬉しいようで、広い湖面の対岸に着いてはまた戻るを繰り返し。声を合わせて、動きを合わせて漕ぎ方を練習し、さあ、いざ本番へ!
◇いざ石狩川へ!
7月12日、筏の部はこの日1日だけの参加となります。前日の雨で水位が90センチほど上がったという石狩川へいざ出艇。心配もありましたが、水位不足だった今年には逆に好影響だったようで、漕ぎ出してみると風も追い風、水位も十分あり絶好のコンディションでした。しかしさすがは4市町にまたがる約20kmの道程。はじめは抜きつ抜かれつ、負けん気丸出しで漕いでいたクラブ員も、次第に体力、集中力が落ちはじめ、だんだんと最後尾が指定席に。監視隊の方におねだりして、牽引してもらう場面もしばしば‥。完全完漕を目指していた指導員には少し残念な出来事でしたが、それでも普段は見れない川の中からの眺めや無事に全員でゴールにたどりついたこと、川の上での他の参加者との交流や励まし、たくさん頂いたおやつに(笑)、子どもたちも楽しみ感動した様子でした。
まだ元気いっぱいの出発前。この先20Kmの距離を実感するにつれ‥
3 分の1ほど進んだ地点。橋の上からなど途中の応援に助けられ感謝!
◇砂川海洋クラブと交流
ゴール後は、全員が楽しみにしていた「砂川海洋クラブ ヨット・カヌー試乗会(ゴール地点すぐ傍で開催)」へ参加。普段は乗れないペアカヌーやヨットなどに乗せてもらうことができ、熱中するあまり予定の時間を30分もオーバーしてしまいました。そんな元気があったならもう少し筏も漕いでくれれば‥と若干うらめしくも思いましたが(笑)。川下り関係者で試乗会の運営を手伝っている方もいて、「来年はもっとたくさん連れて参加してよ。準備はいくらでも手伝うから」という、とても嬉しい言葉をいただいて全員で感謝。本当にありがとうございました!◇参加者の感想
普段の活動の湖面と違って、川は流れがあって楽しかった。でも手にまめもできて最後は少し疲れました。ゴールの後、いろいろなボートに乗せてもらえてすごくよかった。◇特派員の感想
昨年の特派員取材をきっかけに、今年初めて参加させていただきました。特派員のつながりから自分たちのクラブも活動・経験の幅が広がり本当に感謝しています。