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Ｂ＆Ｇ特派員便り ：香川県坂出港にて「海王丸」セイルドリル見学会開催！

　５月１０日、香川県の坂出港に「海王丸」（2,556トン）が入港しました。
　※昨年１０月に行われた、指導者フォローアップ研修「練習船海王丸体験航海」でも乗船しています。

　今年の３月１０日、海王丸の雨宮船長と奥航海士がＢ＆Ｇ財団を訪問した際、雨宮船長から子どもたちへ向けて「『海王丸』が各地を訪れたときは、是非見学に来てください」とお誘いがありました。

　岡山県と香川県を結ぶ海上１８ｋｍに、夢の架け橋と呼ばれる「瀬戸大橋」が架橋されて今年で二十年。そのお祝いにやってきた「海王丸」は、香川県内のＢ＆Ｇ海洋センターの子どもたちへの素晴らしいプレゼントとなりました。

入港した「海王丸」

■洋上の女王と呼ばれる海王丸を見学！

　「海王丸」は、練習船の一般公開のために４月２６日に長崎港を訪れてから、門司港を経て坂出港にやってきました。
　地元を訪れた「海王丸」を見学しようという呼びかけに、高瀬・三木・国分寺・さぬき各海洋センターから、子どもたちとその保護者を合わせ計２２人が参加しました。

　香川県Ｂ＆Ｇ財団連絡協議会は、県の指導者研修に「海王丸」体験航海を取り入れており、昨年は５人が参加しています。経験のあるセンター職員の引率で、いざ「海王丸」に乗り込みます！

　この日は一日中小雨が降り続き、気温１０℃、風速１０ｍという残念なコンデションでしたが、通常は近づけない場所から間近でセイルドリルを見学したり、真っ白なセールが広がる様子を一番上のデッキから見学したり、操舵室で説明を受けたりと貴重な体験をすることができました。

雨宮キャプテンから歓迎の言葉がありました

40Mもあるマストを間近に見学。子どもたちからは積極的に質問もあがっていました

実習生の皆さんがマストに登っています。すごい！

ロープを引きセールを揚げる作業をデッキから見学中

操舵室の見学。舵を握ってキャプテン気分？！

こうしてセールを巻くんだよと教わりました

地元のKSB瀬戸内海放送の記者にインタビューされました！

■見学会を終えて～子どもたちの感想～

・お父さんと参加した山花さん　三木海洋センター

「３６枚のセールをみんなで引っ張っているのが力強く感じ、ちょっと海を体験したいと思いました」

・テレビ取材を受けた臼杵君　高瀬海洋センター

「インタビューは少し緊張しましたが、セールの大きさにびっくりしましたし、みんなが一生懸命力を合わせているところに感動しました。自分も将来この船に乗ってみたい」

記念写真

参加した皆さん、お疲れ様でした！

　「海王丸」は、７月１日にはハワイに向け４０日間の遠洋航海に出発するそうです。

取材：四国ブロックＢ＆Ｇ特派員　Ｂ＆Ｇ池田海洋クラブ：陶山　哲夫