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B&G特派員便り:平成19年度 秋田県地域海洋センター連絡協議会「所長・育成士合同会議」を開催

■ 県連協の活性化を目指して
 
 2月5日(火)、秋田県八郎潟町にある「八郎潟町農村環境改善センター」で、秋田県地域海洋センター連絡協議会『所長・育成士合同会議』が開催され、県内の16海洋センターから24名が参加しました。
 この会議は、秋田県内の海洋センター所長と育成士(インストラクター)が一堂に会し、B&G財団の重点事業をはじめとした各種プログラムを学び、海洋センターの運営に活かしていくことを目的としています。

 今回は、B&G財団の重点事業の1つである「幼児フロアリズム運動プログラム」1日体験会(日本財団助成事業)を開催。プログラム導入についての検討を行いました。
 また、午後には「秋田県連絡協議会 永年勤続表彰」の表彰式を行い、その後、財団重点事業と「B&Gコンパス」の活用について、財団職員の方から説明を受け、今後の県連協の活性化等について検討を行いました。
 *「B&Gコンパス」・・・B&G財団と全国の海洋センター・海洋クラブをつなぐネットワークシステムのこと

 開催にあたり、八郎潟町  野村 勇一 教育長は、「今日は、B&G財団にもご協力いただき、『幼児フロアリズム運動』1日体験会を開催し、さらに財団の重点事業や『B&Gコンパス』の説明もいただきます。また、県連協の永年勤続表彰も行う予定となっております。長時間にわたり、研修内容もたくさんありますが、皆さん充分に討議いただき、県連協の活性化、各センターの評価アップにつながることを期待いたします」と挨拶されました。
「所長・育成士合同会議」の様子

「所長・育成士合同会議」の様子

秋田県八郎潟町の野村 勇一教育長によるあいさつ

秋田県八郎潟町の野村 勇一教育長によるあいさつ

■ 「幼児フロアリズム運動プログラム」1日体験会
 
 この体験会には、地元の園児25名が参加。B&G財団 指導者養成課 大関課長、杉本課員から指導いただきました。リズミカルで楽しい、遊びの要素を取り入れたプログラムに、子どもたちは、楽しみながら集中して取り組んでいました。約60分間のプログラムでありましたが、子どもたちは全く疲れを見せず、“振り向き鬼”や“新聞運びリレー”は、「もっと、もっと!」「もっとやりたい!」との声が止みませんでした。全員とても満足そうでした。

 能代市から見学に来られた保育士の方々は、
 *「テンポが良く、子どもたちを飽きさせない内容でしたし、実際の保育にも役立つ、非常にためになる体験会でした」
 *「新聞運びリレーは、すごく良いアイデアで面白いと思いました。また、プログラム全般を通して、こまかな配慮が随所にされており、器具などの使い方もたいへん参考になりました」
と感心した様子で話してくれました。




地元の園児たちとB&G財団 指導者養成課の大関課長、杉本課員
 
地元の園児たちとB&G財団 指導者養成課の大関課長、杉本課員
循環系運動「新聞運びリレー」
 
循環系運動「新聞運びリレー」
体に貼り付けた新聞が落ちないように走ります

音楽体操「キッドビクス」 音楽体操「キッドビクス」
上手にまねできているよ!
柔軟「こんにゃく人間」 柔軟「こんにゃく人間」
みんなやわらかいよ!
神経系運動「マット運動」 神経系運動「マット運動」
上手にでんぐり返しができているよ!


■ 「永年勤続表彰」表彰式

 午後には、「永年勤続表彰」表彰式が行われ、秋田市雄和B&G海洋センター 所長 和賀 芳宏さん、由利本庄市由利B&G海洋センター 所長 木内 恵一さん、大潟村B&G海洋センター 育成士 床田 昭人さんの3名が受賞されました。この「永年勤続表彰」は、秋田県連協の表彰制度で、海洋センター勤続3年以上の所長、勤続5年以上の育成士を表彰するものです。

 続いて、東北ブロック担当のB&G財団 総務課 朝日田係長から「財団重点事業等について」、情報課 東條係長から「B&Gコンパス活用について」の説明を受け、プログラム導入等についての検討を行いました。参加者からは、「初めて知った『B&Gコンパス』の機能もあり、特にメッセージ機能には、送信者側が未読確認できることを知り、とても参考になった」との感想が数多く聞かれました。







「永年勤続表彰」表彰式の様子
 
「永年勤続表彰」表彰式の様子
B&G財団 情報課の東條係長による「B&Gコンパス活用について」の説明
 
B&G財団 情報課の東條係長による「B&Gコンパス活用について」の説明

■ 特派員の感想
 今回の会議では、特に「幼児フロアリズム運動プログラム」1日体験会が印象的で、プログラムの展開が非常に速く、「次は何をするのだろう」という期待感があり、子どもたちの心をうまく掴みながらの指導に感心しました。子どもたちは、楽しみながらプログラムをこなすだけで、知らないうちに循環系、神経系などの基礎的な運動能力を高められることもあって、素晴らしい事業だと思いました。“子どもたちの笑顔をもっと長く見ていたい”、そう思う体験会でした。


取材:東北ブロックB&G特派員 秋田県能代市B&G海洋センター:佐藤 栄毅