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B&G特派員便り:埼玉県栗橋町で「転倒・寝たきり予防プログラム」研修を開催
       〜埼玉県B&G地域海洋センター連絡協議会〜

☆  研修概要
 1月29日(火)に埼玉県地域海洋センター連絡協議会による「転倒・寝たきり予防プログラム」研修が栗橋町B&G海洋センターにて開催されました。
 今回のテーマである「転倒・寝たきり予防プログラム」はB&G財団が、高齢者における「健康で豊かな生活」の支援を目的として全国に普及展開しているもので、県内10センターの担当者13名が研修を行いました。
 研修では、プログラム導入センターでもある栗橋町B&G海洋センター川島主査により「転倒・寝たきり予防プログラム」の概要及び栗橋町での実施状況などの講義がありました。
転プロ導入センターでもある栗橋町B&G海洋センターの川島主査による講義の様子

転プロ導入センターでもある栗橋町B&G海洋センターの川島主査による講義の様子


☆ 実際の教室を体験
 講義後は、栗橋町で現在実施中である「転倒・寝たきり予防プログラム」を取り入れた「元気アップ運動教室」に参加し、教室の参加者と一緒に体験する事により運動の大切さや、高齢者への運動指導法などを学びました。
 この日はボールを使ったトレーニングで、イスに座ったままで出来る運動や、ボール送り競争、ドリブル競争など参加者と共に和気藹々、笑顔の絶えない研修となりました。
 高齢者向けの運動とはいえ、一部の担当者は、日頃の運動不足がたたり、かなりハードな運動となったようで自己の運動の必要性も感じたようです。
イスを使ったボールトレーニング
イスを使ったボールトレーニング
内転筋にキク〜^^v
ボール送り競争
ボール送り競争
呼吸を合わせるのがムズカシイ^^;

 雪の予報が出るほど冷えこんだ寒い日でしたが、会場は寒さを吹き飛ばす程の熱気であふれていました。地域海洋センター担当者の皆さんには、この研修会を通じて、実際に教室の参加者とプログラムを体験したことで理解を深め、更に運動の大切さを実感して頂くことができた有意義なものとなりました。
 皆さんお疲れ様でした!


☆ 担当者、教室参加者の声
 今回は、「転倒・寝たきり予防プログラム」の基礎的知識はもちろんの事、実際に教室に参加し、体験する事でより実践的な知識を学ぶ事ができました。また、教室参加者の生の声を聞けた事で高齢者の運動の大切さや必要性を感じました。
 この研修で感じたこと、学んだことを今後に活かせていければと思いますが、まずは、自分自身が運動不足にならないよう日々の運動を心掛けます。
親子で参加した大松さん親子

埼玉県吉見町B&G海洋センター  内野さん


 以前転倒をした経験から今回、「元気アップ運動教室」に参加させて頂きました。今日はボールを使ったトレーニングでしたが、昔遊んでいたときのボールの感触を思い出して楽しかったです。
 毎日、歯磨きの時には教わったかかと上げを行ったり、思い出しながら色々なトレーニングを実践しています。
 この教室は、毎回、健康の薬にはもちろんなりますが、友達の輪が広がったりして心の薬にもなっています。
 今日は若い方(連協職員)と一緒に体験でき、心が若返りました。
教室参加者の堀山さん

教室参加者の堀山さん

☆ 特派員の感想
 実際に開催されている教室に参加することで、受講者と指導者両方の立場から体験することができ、今後の指導に活かされていくことと思います。


取材:関東ブロックB&G特派員 群馬県玉村町B&G海洋センター:関 昭紀