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2008年 B&G財団会長年頭挨拶

梶田 功

ブルーシー・アンド・グリーンランド財団
                      会 長  梶 田  功

 皆さま、あけましておめでとうございます。
 旧年中は当財団の諸事業に対しまして、ご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
 新年にあたり、B&G財団役職員を代表してご挨拶を申し上げます。

 昨年は海洋基本法が制定され、7月20日に施行されました。この法律は、日本の海洋権益を最大限に活用するため、海を“知る・守る・利用する”の3つの分野で政策がたてられ、国民への海の理解、体験などを通じた海洋性レクリエーションの促進など、国を上げた取り組みが求められています。

 B&G財団では、1973年の設立以来、海洋性レクリエーション活動を通じた青少年の心身の育成に取り組んでおります。特に、大型客船を活用した「B&G体験クルーズ」は、青少年育成の根幹事業として毎年実施しており、本年30周年を迎えるに至りました。これまでの参加者総数も5万人におよんでいます。まもなく海洋基本計画が発表されますが、海の自然を身をもって体験する本事業の意義と継続することの重要性を改めて強く思う次第でございます。

 一方、市町村合併もようやく落ち着いてまいりました。全国のB&G海洋センター所在市町村数を見ますと、合併により従来の480市町村から400市町村となりましたが、市は48市から210市となり、海洋センター所在人口は従来の750万人から2,434万人と大幅に増加しました。

 本年1月23日には、海洋センターを有する210市の市長が集う「第4回B&G全国市長会議」を開催するほか、今後、新たに190町村の首長が集う「B&G全国町村長会議」の開催を計画しております。
 また、全国には“10ブロック連絡協議会”と“44道府県連絡協議会”が設置されており、海洋センターを含む広域的事業推進のネットワークも完成したところでございます。

 財団がハードからソフトへと事業転換し4年が経過しました。“幼児から高齢者までの健康づくりプログラム”や“青少年育成・親子プログラム”など様々なソフト事業も多くの海洋センター、学校等に導入され、普及・定着してまいりました。

 全国のB&G海洋センターと所在市町村、海洋クラブ、そして、ブロック及び道府県の連絡協議会の皆さまが、当財団事業を大いにご活用いただき、地域住民の皆さまの健康づくり、地域の活性化に貢献されますことを心より願っております。

 2008年もB&G財団では、「海と緑のふれあい スポーツ・健康・人づくり」をスローガンに健康で住みよい地域社会づくりに努めてまいる所存でございます。
 本年も引き続きご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆さまが実り多き年となりますことをお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。