匿名
朝2時に起き、3時過ぎに家を出、空港に着いた時は寝ぼけた顔でロビーに座っていたと思いますが、B&Gの方が「おはようございます」と声をかけてくださって、あぁ、本当に出発するのだと実感が湧きました。「沖縄にいける!」と決まったものの、町内のメンバーは同じ学校の子はいないし、4泊なんて修学旅行より長いのに子供だけで大丈夫だろうか。仕事も放ってこっそりついていこうかと、内心案じていましたが、皆さん空港ではそれぞれお子さんと離れ、見送っているのを見てどの保護者も同じきもちだろうと思いました。
見送りには家族で行ったのですが、妹は姉が行ってしまって機嫌が悪く、帰り道、酷暑の中王子動物園を歩き回り、夕方帰ってみると祖母が「沖縄で飛行機が爆発したっていいよったと」と言うので、あわててテレビをつけてみると、午前10時半頃としてあの光景が写っていました。死者が無いのが不幸中の幸いですが、同時刻につく予定の便だったのでどうしたらと思いましたが、留守中に何の連絡もなかったのだから、他の飛行機に影響はなかったのだろうと考え、子供が夜にでも電話してくるだろうと待っていたのですが、4泊5日の間、一度もかかってきませんでした!
娘がいない間、仏壇のご飯は大盛りにし、24日夕方の渋滞の高速で到着時間に遅れないかと気を揉みながらまた大阪空港へ。
やっと到着ロビーへ出てきた娘は、九州弁になっていました。行く前、「伊丹組で行くから帰って来たら大阪弁うつってくるよ」と家族が言っていましたが もっと濃いのがうつってました。阿波弁とはだいぶ違うイントネーションで話すのに違和感を覚えながら、夜中に家に着いたときには寝てました。
次の日、沖縄の話や友達の話を次々としている娘に、「他の子は家に電話せえへんかったんか?」と聞くと、「ほかの子はようしてた。携帯電話の子もおったし。ええな~わたしもほしい。」「小遣いは渡してあったのに電話くらいしなさい!ニュースの飛行機事故見て心配してるのに」と言えば、「ニュース見てわかっとだろうし、かんまん(かまわない)と思って・・・」
この「かんまん」精神で夏休みの宿題もだいぶ残したまま「帰ってからやる」の言葉など忘れ、9月3日から学校なのをいいことに、先にセミナーで友達になった子へ手紙を書きまくり、こうしてセミナーの感想もぎりぎり(はっきり言って遅いです!申し訳ない)
こんなお子さんばかりではないでしょうが、5日間の指導を頂きまして、セミナーの関係者の方々にはちゃんと挨拶したか、親が見ていたら赤面ものの生活態度ではなかったのかと思い巡らせておりました。しかし、楽しそうに沖縄の事を話しているのを見ると、B&Gの引率の方々本当にありがとうございました。このような体験の場を与えていただいて感謝しています。