平成18年B&G「体験クルーズ」2日目 日本財団助成事業

今日の海と空
3月27日(火) くもり

11:00 船尾から撮った海の様子です



今日のメンバー
渡邊 一茂くん
(山形県・小学6年生)


 今日は夕べのつどいに一番乗りで来ていた、渡邊 一茂くん(山形県・小学6年生)にインタビューしました。

−今日の活動で一番おもしろかったのは?

 「海洋観察の時間がおもしろかった。アホウドリが見れたのと、クジラが潮を吹くところが見られました。 あと食事もおいしかったです。」

−明日からの小笠原での活動は、何が一番楽しみ?

 「ホエールウォッチングと、ミニジャングル体験と、小笠原の友だちに会うのと…ぜんぶ楽しみです!」


今日のごはん
3月26日の食事


今日のスケジュール
3月27日
時間 研修内容 活動場所
 06:45  起床・朝の集い  スポーツデッキ
 07:15  朝食  ダイニングルーム
 09:30  レクリエーション  パシフィックホール
 12:00 デッキランチ  プロムナードデッキ
 13:00 海洋観察  プロムナードデッキ
 18:00  夕食  ダイニングルーム
 19:00  入浴・荷物整理  大浴場・居室
 20:45  夕べのつどい  パシフィックホール
 21:30  消灯   

   
ふじ丸現在位置



今日の様子
レクリエーション
 

船酔いを吹き飛ばすレクリエーションのあらし。この船一番の笑顔を見ることができました。組別対抗のロープを使ったゲーム、スキップをしながら友達を探すゲーム、道廣講師のギター生演奏にあわせたゲームなどなど、笑顔と歓声と清々しい汗をかいた1時間となりました。

デッキランチ
 

今日の昼食は、屋外でのデッキランチです。海の上で食べるご飯はとってもおいしい!!天気はくもりでしたが、レクリエーションの後で、おなかを空かせていたメンバーたちは、うな丼、ビーフカレー、ソーセージ、ピザ、冷麦などをたくさん食べました。一番人気だったのは、やっぱりアイスクリーム。行列に並び直して、おかわりするメンバーもいました。

海洋観察とアホウドリについて
 

デッキランチが済むと、「ふじ丸」の前方に鳥島が見えてきました。メンバーたちは小学生のチーム(海野義明講師が担当)と中学生のチーム(古瀬浩史講師が担当)に分かれ、この島で子育てに励む貴重な海鳥、アホウドリの生態について学びました。

アホウドリは1949年に絶滅宣言が出されましたが、1951年になって鳥島で10羽ほどの生息が確認され、さまざまな保護活動が行われた結果、現在は2,000羽を数えるほどになっています。

講義を聞いた後、メンバーたちはデッキに出て、実際に鳥島周辺の海を飛び交うアホウドリの姿を観察。ラッキーなメンバーは、ひょっこり顔を出したザトウクジラの勇姿も見ることができました。

海の大切さ・クジラ・小笠原の自然について
 

アホウドリの観察が終わるとメンバーたちは船内に戻り、明日訪れる小笠原の自然やクジラの生態、そして海の大切さなどを学びました。地球が誕生して以来、一度も他の土地と陸続きにならなかったため、ここでしか見ることのできない動植物がたくさん生息している小笠原諸島。この貴重な自然をどのように守っていくべきか、皆でいろいろ考えました。

水に賢い子どもを育む年間型活動プログラム(水プロ)発表会

水プロはB&G財団が普及・推進している年間を通じて水について学ぶプログラム。今日は、この水プロを総合学習の時間に導入している三重県大山田小学校鹿児島県大泊小学校の児童各5人が発表を行いました。
川の学習をしている大山田小学校の児童は作文発表。海を学習している大泊小学校は写真についての解説形式で発表しました。それぞれが、生息する生き物、着衣泳などの安全学習、自然環境などについて、この1年間で学んだこと、感じたことなどを、緊張しながらもわかりやすく発表していました。

今日の舞台裏
〜舞台裏〜

クルーズにジュニア・ボランティアリーダーとして参加している小山 翔平(おやま しょうへい)くん(香川県・高校2年生)に意気込みを聞きました。

Q:クルーズにジュニア・ボランティアリーダーとして参加したきっかけは?
A:小学生と遊ぶのが好きだから。近所のB&G海洋クラブで声をかけられました。いつもは、海洋クラブでカヌー、ヨット、バドミントンとバレーボールを教えています。
Q:クルーズに向けて、意気込みを一言!
A:参加者と仲良く、自然体に、ケガなく、病気なく、楽しい場づくりをできればと思います。