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兵庫県香美町香住で「転倒・寝たきり予防プログラム 指導者養成研修会」開催
    〜元気な高齢者を地域に増やそう!〜 (日本財団助成事業)

 11月29日(木)・30日(金)の2日間、兵庫県香美町香住の同町役場で「転倒・寝たきり予防プログラム 指導者養成研修会」が開催されました。

 この「指導者養成研修会」は、県外への研修参加は難しいがプログラムはぜひ導入したい、という市町村の要望に応えるため、要請のあった各地域に、近隣のモデルセンターから、現場での経験豊富なスタッフを講師として派遣し、実施するものです。

 今回は、導入に積極的な香美町からの依頼により「転倒・寝たきり予防プログラム」を推進する指導者の養成を目的とした研修会が開かれました。
2日目 地元のモニター高齢者を対象とした「一日体験会(現場実習)」の様子
2日目 地元のモニター高齢者を対象とした「一日体験会(現場実習)」の様子

1日目 「講義」・「実技講習」

 研修会には、同町の保健師・福祉担当の職員ら22名が参加し、「転倒・寝たきり予防プログラム」のモデルセンターである丹波市山南B&G海洋センターの大嶋 学氏と、財団職員の指導者養成課 大関 真理子課長を講師に、講義や実技等の指導を受けました。

 参加者は、まず講義で「転倒・予防の基礎知識」や「室内運動紹介と安全管理」などを学びました。参加者のみなさんは大変熱心で、様々な質問が飛び交いました。
 実技講習では、実際に「健脚度」測定や生活習慣の改善などを盛り込んだ、室内でできる様々な運動プログラムを体験しました。
実技講習の様子「最大一歩幅(またぐ力)」の測り方を学ぶ参加者

実技講習の様子
「最大一歩幅(またぐ力)」の測り方を学ぶ参加者

「10m全力歩行」歩く力を診る測定を体験 「10m全力歩行」歩く力を診る測定を体験
実技講習中の様子 実技講習中もメモをとるなどして、真剣に耳を傾ける参加者
丹波市山南B&G海洋センターの大嶋 学氏(左端)から、いすに座ってできるストレッチを教わる参加者 丹波市山南B&G海洋センターの大嶋 学氏(左端)から、いすに座ってできるストレッチを教わる参加者


2日目 「指導実習」

 2日目は、モニターとして参加した地元の高齢者18名を対象に、「一日体験会(現場実習)」を開催しました。高齢者は、「自分のからだ(脚の状態)を知る」、「できること(暮らしの中で実践できる運動等)から始める」この2点を実践してもらうために開発された「健脚度」測定や、室内運動プログラムなどを体験しました。

 研修会参加者は、全般を通じて実践的な指導法について学びました。感想として「無理のないように慎重に指導していきたい」などの声が聞かれ、実り多い研修会となりました。参加者皆さんの今後の活躍が期待されます。
 
「一日体験会(現場実習)」に参加した香美町内の高齢者のみなさん

「一日体験会(現場実習)」に参加した香美町内の高齢者のみなさん

「転倒予防の必要性」についての講義の様子 「転倒予防の必要性」についての講義の様子
歩き方についても学びます 歩き方についても学びます
楽しそうに「室内運動プログラム」を体験する高齢者のみなさん 楽しそうに「室内運動プログラム」を体験する高齢者のみなさん


 また、この「転倒・寝たきり予防プログラム 指導者養成研修会」の様子は、11月30日発行の読売新聞と12月2日発行の日本海新聞に掲載されました。


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