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B&G特派員便り:京都府京丹波町で「転倒・寝たきり予防プログラム」1日体験講座を開催
           〜今できることをどんどんしていきたい!〜 (日本財団助成事業)

 10月3日(水)にB&G財団と京都府地域海洋センター連絡協議会が主催で「転倒・寝たきり予防プログラム」1日体験講座が京丹波市瑞穂B&G海洋センターで開催されました。

 この体験講座は、今後の普及先となる地域海洋センターの方々に、プログラムの理解を深めていただき、導入についてご検討いただくことと、参加した高齢者には、自分自身の“からだの状態”や“脚力の現状”について気づいていただき、運動の大切さ・面白さを知ってもらい、運動の継続、仲間づくりの場として、海洋センター活用へのきっかけづくりをすることを目的としています。

 秋を感じさせる少し肌寒い天気ではありましたが、参加者は21名で定員を超える人数になり、これから始まる講座への関心の高さを感じました。

 開会のあいさつでは、京都府地域海洋センター連絡協議会会長代理として京丹波町B&G海洋センターの岡本 芳明所長より「本日の体験講座は、京都府地域海洋センター連絡協議会として、転プロ事業への試みです。介護費用の軽減、寝たきりにならない、その時期を遅らせることなどを目的に、参加者自身も学んでいただき、今後の健康維持、増進につなげていただければと存じます。また各地域海洋センターでの事業展開についても期待します」とお言葉をいただきました。
受付をする参加者と受付係の京都府連協・地元保健師のみなさん

受付をする参加者と受付係の京都府連協・地元保健師のみなさん

開会あいさつ 京丹波町瑞穂B&G海洋センター 岡本芳明所長

開会あいさつ 京丹波町瑞穂B&G海洋センター 岡本芳明所長

■ 講義
 始めに講義「転倒予防の必要性」として、B&G財団事業部指導者養成課の大関 真理子課長より基礎知識を学びました。

講師のB&G財団 大関真理子氏 講師 B&G財団 大関真理子氏
講義 基礎知識の学習する参加者 講義 基礎知識の学習をする参加者
真剣にメモを取られています 真剣にメモを取られています



■ ストレッチ
 講義後は、イスを使ったストレッチや頭の体操などを行ない、笑い声が弾む、和やかな会場の雰囲気になりました。

イスを使ったストレッチ イスを使ったストレッチ
お互いにご褒美 お互いにご褒美。いい笑顔ですね
頭の体操の様子 頭の体操です。みなさん楽しそう



■ 健脚度測定
 続いて、健脚度測定です。無理のないように楽しんで測定されていました。
 プログラムの最後に、在宅運動の紹介と成績表の説明があり、参加者のみなさんは、それぞれ自分の成績を見て、健康状態を確認できたようです。
 南丹市園部B&G海洋センターの前田 厚所長は、「これからも、自分の健康とよく向き合いながら、今日の講座をぜひ家でも取り組んで、健康維持に努めてください。またこういった機会がありましたら、ぜひご参加ください」と話されていました。

10m全力歩行(左)、最大一歩幅(右) 10m全力歩行(左)、最大一歩幅(右)
踏台昇降(左)、つぎ足歩行(右) 踏み台昇降(左)、つぎ足歩行(右)
南丹市園部B&G海洋センター 前田厚所長 南丹市園部B&G海洋センター 前田厚所長



■ 参加者の感想


 今回の参加者に夫婦で3組の方が参加されておりました。

 その中で木村さんご夫婦は「今日の参加者で最高齢の夫婦のようですが、自分たちの健康づくりのために、今できることを、どんどんとやっていきたいです」とのご感想でした。
小学生の部優勝の永岡 璃香さん(右)と坂町B&G海洋クラブのお友だち 木村さんご夫婦

■ 体験講座終了後
 体験講座終了後、大関講師や京都府連協らで行った反省会では、「介護予防として、健康づくり体操等は全国の市町村でも多数取り組まれていますが、高齢者の方々に講義等で自分たちの健康について知ることも大事、教育委員会と保健福祉部局が連携すれば、より効果的で効率いい住民サービスになる、楽しめて健康づくりできる事業ができればと思っていましたのでとても参考になりました」との意見もでました。
 今後の事業の展開に期待します。

 また、この体験講座の様子は、京丹波町CATV(MCネット)で、10月6日〜10月12日まで地元住民へも放映されるようです。

取材:近畿ブロックB&G特派員 兵庫県 南あわじ市南淡海洋センター:前谷 光宣

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