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B&G特派員便り:鷹栖町で「第1回 B&G財団会長杯争奪全国パークゴルフオープン大会」開催
〜コミュニティスポーツで 健康 人づくり〜

 8月11・12日の2日間、「第1回 B&G財団会長杯争奪全国パークゴルフオープン大会」が、鷹栖町の「たかす丸山」・「セント旭川」の両パークゴルフ場を会場に開催されました。
 本大会はB&G財団のグリーンランド事業として、鷹栖町とB&G財団の共催で実施。老若男女を問わず気軽に楽しめる健康スポーツとして、100万人の愛好者がいると言われているパークゴルフの更なる普及・推進を図ることで、地域の人々の健康づくりを支援することを目的としています。

 記念すべき第1回大会には選手総勢143名が参加し、65歳以上と未満の2区分、男女別計4部門に分かれて腕を競い合いました。2日間をかけて、2つのパークゴルフ場の計72ホールをまわる、長丁場の戦いです。

 初日に「たかす丸山」で行われた開会式には、B&G財団 広渡英治 専務理事と北海道B&G地域海洋センター連絡協議会会長の砂川市 菊谷勝利 市長が出席。第1回大会開催のお祝いと出場選手への励ましのことばをいただきました。


パークゴルフって?
 パークゴルフは1983年、北海道幕別町で生まれ、北海道を中心に特に高齢者に人気のスポーツ。木製またはプラスチック製のグラブで直径6cmほどのボールを打ち、ゴルフと同じようにカップインまでの最小の打数を競います。
 グラブに傾斜角度はなく、基本的に打球は芝生の上を転がして進めます。1ホール100m以内とコースも短めなので、すでにある公園を利用して行うなど、健康づくりはもちろん、環境美化や景観保全、コミュニケーションといった面でも有効な、人気上昇中のスポーツです。

広渡専務の挨拶 「グリーンランド事業として大きく発展してほしい」と広渡専務理事。前日には自らもパークゴルフを体験されていました


第一打 来賓も見守る中、緊張の第一打!
パークゴルフを楽しむ参加者 力強いインパクトの瞬間!
全ホールを終えると、同じ組の選手とスコアをチェックして本部に提出



優勝カップは誰の手に!?

 初日は雲に覆われどんよりとした空模様。前日までの雨の影響で芝が水分を含み打球が走らないなか、選手は巧みな技術でカバー。2日目はうって変わってこの夏一番の暑さとなり、スタミナ・集中力の勝負となりました。

 そんななか、2日間ともホールインワンが続出。非常にレベルの高い争いに、用意していたホールインワン賞「鷹栖町特産トマトジュース オオカミの桃」も不足してしまい急遽追加することに。なかには100m近いロングホールでホールインワンをしたパワフルな選手もいて、同じ組でまわっていた選手からは「あんなの見せられたら調子が狂うよ」といった声も。

 この熱戦を制した、各部門の優勝者には優勝盾と副賞として「米どころ鷹栖町の新米1俵」が贈られました。(新米なのでもちろん配達は秋以降になってしまいますが…)
 また、男女の総合優勝者には、「B&G財団会長賞優勝カップ」が大会会長の鷹栖町 佐藤節雄 町長より手渡され、記念すべき初代王者の2人には会場から惜しみない拍手が送られました。
グリーン上では慎重にカップを狙います。思わず息を止めてしまう…


優勝おめでとう 男女総合優勝のお二人です。真新しい優勝カップに満面の笑み!
楽しい抽選会 1番盛り上がった!?抽選会の様子。特産品を手にみなさん大喜びでした


家族で楽しむパークゴルフ!

 初日終了後には、小中学生や家族連れなど幅広い世代や未経験者にもパークゴルフを体験してもらおうと、「パークゴルフ体験交流会」がたかす丸山にて実施されました。参加者は慣れない動きに苦戦するも、大会役員のアドバイスを受けながら上達し、ボールを飛ばす感触を楽しんでいました。

 家族でプレーを楽しむ光景に、大会役員からは「3世代交流のスポーツとしてパークゴルフがさらに普及して欲しい」との声も聞かれました。
家族で楽しむ 親子でパークゴルフを体験!ナイスショット!?に笑顔で会話も弾みます



取材:北海道ブロックB&G特派員 北海道 鷹栖町B&G海洋センター:大内義崇