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第13回「釜山・福岡・上海ジュニア親善ヨット大会」開催


  8月2日(木)から4日(土)までの3日間、韓国の釜山で『釜山・福岡・上海ジュニア親善ヨット大会』が開催されました。この大会は、B&G福岡ジュニアヨット海洋クラブ・B&G別府海洋クラブ、釜山ジュニアヨットクラブ、上海ジュニアヨットクラブの3カ国のジュニアセーラーがOPヨットレースを通じて、国際交流を図ることを目的に開催され、今年で13年目を迎えます。

  開催地は、3カ国の持ち回りとなっており、今年は韓国・釜山で開催。今年は日本から24名、韓国から15名、中国から10名の計49名の選手が出場し、日頃の練習成果を競い合いました。
レース会場となった『海雲台ビーチ』前、各艇スタートを待ちます!ビーチにはたくさんのビーチパラソルが見えます

ホームステイも大会の魅力の1つ

 レース前日の2日(木)、各国の選手団は釜山に到着後、すぐに『釜山ヨットハーバー』へ移動。19時からウェルカムパーティーが行われました。釜山ヨットハーバーは、ソウルオリンピックのヨット会場にもなった場所です。

 パーティーでは、まず、釜山セーリング連盟 キム・サンチュル会長から「福岡、上海の選手の皆さんを心から歓迎いたします。レースはもとより、この釜山を大いに楽しんでいってください」と歓迎の挨拶がありました。続いて、各国選手団の代表がそれぞれ挨拶。日本セーリング連盟 秋山雄治副会長は「“スポーツに国境はない”という言葉どおり、この大会を通じて友好の輪が広がることを希望しています」と話されました。

 また、B&G財団広渡専務理事が「釜山の皆様の温かい歓迎に心から感謝します。この大会も第13回目を迎えますが、来年は日本での開催になります。皆さん、ぜひ日本に来てください」と挨拶した後、各国の選手たちに記念品を贈呈しました。

 その後、日本と中国の選手たちが、大会期間中にホームステイをする、韓国のホストファミリーが紹介されました。この大会では、開催国の選手の家族がホストファミリーとなって、参加国の選手を迎えるというきまりになっていて、選手たちが家族ぐるみで交流を深めることができるのも、この大会の魅力の1つとなっています。

釜山セーリング連盟 キム会長
日本セーリング連盟 秋山副会長
B&G財団 広渡専務理事



パーティー会場には、各国の国旗をつけたヨットが並んでいました
B&G財団広渡専務理事(左)から各国の選手代表に記念品が贈呈されました
ホームステイ先のご家族に自己紹介をする選手たち



関係者全員が楽しめる大会

 レース当日の3日(金)、9時から開会式を行い、選手・コーチミーティングを済ませ、いざレースへ!釜山ヨットハーバーから出艇し、レース会場の『海雲台ビーチ』を目指します。海雲台ビーチは、韓国有数のリゾートビーチで、この日もたくさんの海水浴客が訪れ、数多くのビーチパラソルが並んでいました。

 レースは全3レースが行われ、選手たちは持てる力を存分に発揮して熱戦を繰り広げました。総合成績第1位は、B&G福岡ジュニアヨット海洋クラブの岡田奎樹(けいじゅ)くん。「気負うことなく、リラックスして、普段どおりの力が出せた」とレースの感想を話してくれました。

 その他、日本選手は、総合4位、5位、7位、8位、10位と、トップ10の中に6人の選手が入るなど、好成績を上げました。ただ、選手たちは、勝ち負けではなく、思いきりレースを楽しむことに専念しているようでした。

 また、競技役員以外にも、選手の家族や引率者も大型クルーザーに乗って、間近でレースが観戦できるように配慮がされていました。

  レース翌日の4日(土)、閉会式が行われ、日本・韓国・中国の選手たちは、レースでの再会を誓い合いました。
 

保護者の感想

  “国を意識することなく、子どもたちがこの交流を通して友達になり、人間的にも成長できる、素晴らしい大会だと思う” 

  “選手がホームステイして、家族ぐるみで交流を深めることができること、レースのとき、国など関係なく思いきり応援できること、この2つがとても素晴らしいと思う”

  などの感想が聞かれました。


 来年は福岡での開催。来年も、選手たちのたくさんの笑顔に会えることでしょう!
 

B&G財団は、この大会の開催経費の一部を助成しています。 

 

JPN(日本)、KOR(韓国)、CHN(中国)、国名の入ったセールをつけたヨットが熱戦を展開!


今大会に出場した日本・韓国・中国の選手の皆さん

The 13th Busan, Fukuoka, Shanghai Optimist Regatta Result (Provisional)
August 4th, (Sat)
No. SAIL NO HULL NO. NAME 1 2 3 4 5 6 TOTAL
1 JPN2976 1995.12.02. M 20 OKADA KEIJYU 8 1 1 1 1 2 6
2 CHN661 1994.11.09. M 10 XIA SHANSHAN 1 6 18 3 2 1 13
3 KOR207 1994.10.03. M 2 KIM KYUNG DUCK 9 10 3 2 4 5 23
4 JPN3082 1994.12.13. M 23 CHANG CHUNDEUNG 7 2 2 10 7 7 25
5 JPN3033 B 1994.06.18. M 15 TAKAHARA SHOGO 13 15 4 6 6 3 32
6 CHN1120 1994.09.08. F 5 XUE GANLIN 14 3 7 11 3 21 38
7 JPN3023 1993.07.01. M 17 TANAKA KENTARO 4 8 8 9 12 19 41
8 JPN3032 1994.09.25. F 11 UCHINO MAAKO 19 14 6 4 11 9 44
9 CHN1121 1996.03.21. F 4 JIANG XINYU 2 13 9 8 32 17 49
10 JPN2954 1994.06.03. F 14 NAGAMATSU SARAH 3 9 19 14 21 4 51
11 KOR218 1992.03.06. M 1 KIM MIN WOO 18 16 12 5 5 13 51
12 JPN3033 R 1992.06.03. F 26 TAKAHARA MIDORI 23 23 5 13 9 6 56
13 CHN1119 1995.08.24. M 8 LU TIANHONG 6 7 15 21 10 29 59
14 JPN3063 1992.10.19. M 19 KOHARA HIROKI 5 17 22 12 8 26 64
15 KOR202 1996.02.17. F 4 CHOI SEO EUN 15 5 11 22 15 31 68
16 JPN2611 1996.01.30. M 13 TAKAYAMA TATSUYA 29 19 14 17 16 10 76
17 JPN3059 1994.05.30. F 12 HIRABARA MICHIRU 20 11 17 15 20 14 77
18 KOR197 1996.05.21. F 3 LEE NA KYUNG 38 12 10 19 22 25 88
19 KOR196 1994.05.27. M 10 KIM KI HOON 24 29 21 16 13 15 89
20 KOR221 1996.12.30. M 16 KIM WOO YEOB 17 4 13 DNF 35 33 102
21 JPN2953 1993.06.18. F 24 UCHINO YUKO 30 36 36 7 14 16 103
22 JPN2863 1996.07.07. M 22 HIRAKI KATSUNORI 12 22 16 31 24 DNF 105
23 KOR24 1993.04.18. M 7 HA CHANG EUN 34 30 24 27 17 8 106
24 JPN2952 1993.04.09. F 16 NAGAMATSU MARIN 16 18 28 23 31 20 108
25 KOR201 1997.02.14. M 11 LEE BYUNG GEUN 37 21 23 26 18 27 115
26 JPN2910 1996.02.17. M 25 NAGAMATSU RAY 25 25 30 20 26 23 119
27 JPN2664 1994.07.20. M 18 MAKINO AOI 10 24 OCS 28 30 32 124
28 KOR177 1997.12.03. F 12 PARK HAE IN 11 20 29 DNF 36 35 131
29 KOR166 1994.10.21. F 6 PARK DA SOM 22 37 25 25 25 DNF 134
30 KOR199 1993.09.02. M 9 JEON JAE KOOK 32 26 32 24 27 25 134
31 KOR214 1998.03.02. F 8 KIM JI A 26 33 20 32 28 30 136
32 KOR206 1995.01.09. M 13 KIM DONG HYUN 27 38 35 18 19 DNF 137
33 KOR144 1994.02.16. F 14 KIM JI EUN 35 39 26 29 33 24 147
34 KOR145 1997.03.04. F 17 LEE NA RA 31 32 31 30 29 28 149
35 JPN3111 1997.11.11. M 27 CHANG WOOKIN 21 31 33 DNF 34 DNF 172
36 JPN3073 1995.02.24. M 28 KOTARO SUDO 36 28 37 33 DNS DNF 187
37 JPN2987 1996.12.26. F 21 OGINO ARISA 28 27 27 RET RET RET 188
38 JPN2914 1998.01.14. M 30 SHIBATA TAIGA 39 34 39 35 DNS DNF 200
39 JPN2814 1997.09.03. M 29 TAKADA TAISEI 41 40 40 34 DNF RET 208
40 JPN2011 1998.08.21. M 33 INOUE YOSUKE 42 44 43 36 DNF DNF 218
41 JPN2640 1997.10.31. M 32 YOSHITAKE MUNEHIRO 43 35 34 DNF DNS DNF 218
42 KOR200 1996.02.01. F 5 PARK SOO MIN 33 41 38 RET DNF RET 218
43 JPN2761 1998.05.01. M 31 HIRAKI HIROTOMO 40 43 42 DNF DNF DNF 231
44 CHN435 1996.02.13. F 1 ZHANG HANLIN DNC DNC DNC DNS DNF DNF 265
45 CHN440 1995.03.22. F 2 DAI XINYE DNC DNC DNC DNS DNF DNF 265
46 CHN441 1996.01.14. M 9 ZHOU ENZE DNC DNC DNC DNF DNF DNF 265
47 CHN500 1994.09.29. M 3 ZHOU YIDE CNC DNC DNC DNF DNF DNF 265
48 CHN6 1995.08.22. M 7 WANG YIRU DNC DNC DNC DNF DNF DNF 265
49 CHN750 1996.11.15. M 6 GU YIHAO DNC DNC DNC DNS DNF DNF 265
50 KOR147 1997.10.21. M 18 JEONG JIN HWAN DNF DNS DNS DNF DNF DNF 265
51 KOR211 1998.11.18. F 15 PARK SO YOUNG DNC DNC DNC DNF DNF DNF 265
52 KOR57 1999.03.01. M 19 JEONG CHAN YOUNG DNF RET DNS DNF DNF DNF 265