青少年育成3団体協働事業/ウォータースポーツプロジェクト
「B&G高島トライアスロン&ライフセービング教室」開催
〜 大自然とスポーツで親子の絆、輝る汗 〜
平成19年6月30日(土)、滋賀県高島市高島B&G海洋センターで「B&G高島トライアスロン&ライフセービング教室」が開催されました。
B&G財団では、日本トライアスロン連合、日本ライフセービング協会との3団体協働事業「ウォータースポーツプロジェクト」を立ち上げ、6月12日に記者発表を行いました。目的は「青少年の心と体づくり」「海や水辺の自然体験を通じた安全教育」「世代間交流」です。
今回行われた教室は、このプロジェクトの一環として、高島市・高島市教育委員会・高島海洋センターの主催、また、B&G財団など3団体の共催によるもので、秋田県にかほ市象潟、兵庫県豊岡市竹野の各海洋センターに続く3回目の開催となりました。
当日は、天候にも恵まれるなか、小・中学生や親子など28名が参加して、海洋センタープールで「ライフセービング」と「スイム」、駐車場で「バイク(自転車)」と「ランニング」の4種目のプログラムが行われました。
今回の教室に参加した子どもたちの中には、翌日の7月1日(日)に開催される高島市主催「2007びわこトライアスロン&ちびっこチャレンジin高島大会」に参加する子どもも多くいました。大会前日のこの教室でスイム・バイク・ランの指導を行った日本トライアスロン連合の伊藤功顕 講師から、浅瀬の水面で速く走ったり、ヘルメットをかぶり素早く自転車に乗ってスタートするコツなど、見本をみせながらの説明に、参加者は皆真剣な表情で聞き入っていました。
教室の最後には、B&G財団 大島康雄 常務理事から参加者一人ひとりに終了証が授与されました。明日の大会に参加する皆さんは、この教室で習った成果を発揮し頑張ってください。
海洋センター体育館で行われた開講式では、高島市の三田村冶夫 教育次長による主催者代表挨拶に続いて、B&G財団 大島康雄 常務理事が挨拶したほか、講師紹介が行われました。

高島市 三田村 冶夫 教育次長

B&G財団 大島 康雄 常務理事
スケジュール
時 間 |
内 容 |
10:00 |
開講式 |
10:30 |
ライフセービング |
11:30 |
スイム |
13:30 |
バイク |
14:30 |
ランニング |
15:30 |
閉講式 |
■ ライフセービング
最初はライフセービングです。講師から自分で自分の身を守るセルフレスキューの大切さについて説明を聞いた後、レスキューチューブやレスキューボードの使い方を学びました。

レスキューデモに子どもたちも感心

初めて体験するレスキューチューブ(これでいいのかな?)

レスキューボードの使い方を習った後で早速競争をしました

ペットボトルを使ったレスキュー方法も学びました
■ スイム
次はトライアスロンスイムです。集団で泳いだり、頭を上げて泳ぐ“ヘッドアップスイム”や泳ぎながらブイを速く回る“ブイターン”の基本練習をしました。

ヘッドアップスイムの練習もしました

ボードをブイに見立てた“ブイターン”の練習
■ バイク
続いて、海洋センターの駐車場でバイクの基本を学びました。バイクのチェックからヘルメットのかぶり方、スラローム走行、最後にミニデュアスロンにも挑戦しました。

何と言ってもバイクのチェックが大切です

スラローム走行の練習です

バイクにシューズをつけて置くと速くスタートできることも教わりました
■ ランニング
最後の種目はランニングです。ランニングの基本となるフォームを身につけるためのランニングドリル(補助運動)を習いました。

いろいろなドリルに挑戦しました
■ 参加者の感想
京都から参加した山川さんは、「明日の大会に参加申し込みをしてから、この教室が開催されることを知り、子どもと参加しました。18歳の頃からトライアスロンを始め、今まで80回ほどいろいろな大会に出ましたが、将来、子どもと一緒にトライアスロンをすることが夢です」と笑顔で話してくれました。
20歳の時にはトライアスロンで日本代表にも選ばれたことがある山川さん。娘さんとの夢が叶うといいですね。
山川さん親子(山川敦さんと山川純奈ちゃん)