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B&G「幼児アクアリズム運動プログラム」一日体験会を開催

  大分県及び三重県の各地域海洋センター連絡協議会の主催による「幼児アクアリズム運動プログラム」の一日体験会が、6月28日(木)と29日(金)にそれぞれ開催され、プログラム導入に向けて、各県内のB&G指導員や保育士など合わせて51名が見学しました。

 B&G財団では、高齢者の介護予防につながる「転倒・寝たきり予防プログラム」の普及にも力を注いでいますが、究極の介護予防は“幼児期からの正しい運動習慣を身につけること”であることから、特に、「幼児の運動プログラム」を今年度の重点事業に掲げ普及に取り組んでいます。

 今回開催された「幼児アクアリズム運動プログラム」は、水に慣れ親しむことは勿論、水中(プール)遊びや水泳の要素を取り入れたリズミカルな運動をとおして、特に、幼児期での発育が顕著な神経系統の発達を促し、基礎的な運動能力を養うものです。また、集中力や自立心、さらには社会性をも養うことができる点が大きな特徴です。

 
6月28日(木)、大分県玖珠町B&G海洋センターで開催された体験会には、県内9センターからB&G指導員や保育士など14名が参加。玖珠町内の幼稚園6ヵ所、計42名の園児を対象に行われた体験プログラムを見学しました。
  また、翌29日(金)、三重県伊賀市大山田海洋センターで開催された体験会では、県内4センターから視察に訪れたB&G指導員や保育士など27名が見守る中、地元「ふたば幼稚園」の年長児41名を対象に、約1時間にわたる体験プログラムが行われました。
琵琶湖を望む
楽しみながら基礎的な運動能力を養います!


 遊び・楽しみながらのプログラムに園児も大喜び

 
体験会では、導入部の遊びに始まり、挨拶、準備体操、循環系や神経系の各プログラム、リズム水泳やバタ足など水泳の基本動作、ゲーム、終わりの挨拶まで、約1時間にわたるプログラムが行われました。

高島市副市長 音楽に合わせてのびのびと準備体操
アイスブレーキング 仲良く列になってシャワーを浴びます
事例発表 プールフロアを使っての水慣れ

インタープリテーション講義 水中に沈んだ宝物(石)を拾うことで、自然と顔つけができるようになります
フィールド活動 ビート板を使ってバタ足の練習にもチャレンジしました
絵葉書作成 最後は、しっぽを取り合う鬼ごっこ遊び。みんなとっても楽しそうですね


 体験会を終えて・・・

 
体験会終了後、会議室でB&G指導員や保育士の皆さんに「アクアリズム運動プログラム」の意義や効果、今後のプログラム展開についての説明が行われました。

  視察者を終えた皆さんからは、「しっかりした狙いを持ちながらも、子どもが楽しめる内容なので、ぜひ導入したい。子どもが飽きない理想的なプログラムに感じた」など、導入に前向きな声も多数聞かれ、約1時間30分の短時間でしたが充実した体験会となりました。