のじぎく兵庫国体 “カヌーマラソン”開催
〜快晴の青空のもと6km、10kmコースに61名が挑戦〜
平成18年9月30日(土)、兵庫県香美町柴山港カヌー特設コースにおいて、第61回国民体育大会「のじぎく兵庫国体 カヌーマラソン」が開催されました。
当日は、青空のもと波一つない穏やかな海上となり、絶好のカヌー日よりとなりました。
今回の国体は、夏季大会、秋季大会が初めて一本化されての大会となり、9月30日は神戸総合運動公園陸上競技場(ユニバー記念競技場)において開会式が開催されるなか、今国体はじめての競技が、香美町で実施されたデモンストレーションとしてのスポーツ行事“カヌーマラソン”でした。
会場となった香美町柴山港のカヌー特設コース。
マラソン当日は、爽やかに晴れ渡りました
「香美町柴山をマリンスポーツの拠点に!」
カヌーマラソンの開会式には、オープニングセレモニーとして、地元香美町の柴山小学校「金管バンド」の演奏や柴山幼稚園児による歓迎のお遊戯を演じていただきました。
藤原町長は開会の挨拶の中で「山と海との豊かな自然の町である香美町の変化にとんだ海岸美を満喫していただきながら、カヌーを楽しんでいいだきたいと思っています。また、このカヌーマラソンを契機として、香美町柴山を香住海洋クラブを中心とした“マリンスポーツの拠点”としたい」とお話されていました。
また、アトランタオリンピック代表の持田選手も10kmコースに出場のため、参加者として開会式に出席していましたが、藤原町長より「オリンピック選手の持田さんに参加していただき、大会に花を添えていただきました」と話をしていただくと地元の約500名の見学者から一斉に拍手をいただきました。
開会の挨拶をする藤原町長と、お遊戯を披露する子どもたち
「カヌーから見える美しい海岸線を堪能しました!」
大会は午前開始の10kmコースに20名、午後開始の6kmコースに41名が近畿地区を中心に徳島県、静岡県、東京都からも参加。財団に派遣研修できている真砂さんも、6kmコースに参加しました。
10kmコースでは和歌山県から参加した堤孝俊さんが“51分20秒”で優勝。また、6kmコースはオリエンテーリングとして実施したので、順位はありませんでした。
参加者からは「天気もよく、風光明媚な海岸線をカヌーで漕げて、とても楽しかったです。また、去年から特に問題となっている“越前クラゲ”が泳いでいるところを直接見ることができ、とても興味深かったです」とのお話をいただきました。
大会は、午後3時過ぎに参加者全員が完漕して終了し、表彰式の後、地元の海の幸などのバーベキュウで交流を深めました。
カヌーマラソンの様子

カヌー犬も登場!

持田選手によるデモンストレーションも行われました

10kmコース、スタート!折り返し地点に向け、一斉に漕ぎ出していきます