本文へ 財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団 サイトマップ
HOME B&G財団とは プレスリリース チャレンジスポーツ スポーツ施設情報 リンク集
「転倒・寝たきり予防プログラム」モデルセンター


 

理学療法士、健康運動士、保健師、栄養士が協力して教室を運営!!

 北海道湧別町では、「転倒・寝たきり予防プログラム」『転倒予防教室』を、緑地等管理中央センターレイクパレスで開催中です。
  この教室は、週1〜2回の頻度で運動を続けることで筋力の低下を食い止め、また、筋力を向上させることで転倒をふせぎ、いつまでも元気に歩けて生活できる体づくりを目的に開催。教室は、「成筋クラブ」の愛称で親しまれ、第1期生は29人が参加し、「膝の痛みが楽になった」「体が軽くなった」など好評の内に、全24回を終了しました。

  第2期目となる今回は、58歳から81歳の19人が参加し、1月17日から3月28日の10週間で計15回の活動を行っています。
 教室の内容は、ストレッチ体操・歩行運動・筋力アップトレーニングなどに加え、それらの運動に対し、理学療法士から個別指導も受けられるなど、湧別町独自の内容も設けられています。

 

椅子に座ってできるストレッチ。
「家でも、テレビを見ながら行っています!」

 教室を担当する飯澤富美さん(保健師・健康運動指導士)は、「教室の初回と最終回に、健脚度測定®をすることで、前後に変化があることが数値ではっきりとわかるので、指導者も参加者もお互いに励みになります。また、『夫婦で参加することで、共通の話題が増え、家庭も明るくなった!』という声も聞かれ、教室を行うにつれ、参加者の表情が明るくなってくるのも嬉しいです!!」と話し、毎週の教室に手ごたえを感じながら運営しているようです。

体を使うレクリエーションでは、笑い声が体育館にこだまします。
「通別町転倒予防教室」の主な内容

 
期間は10週間で計15回、毎回100分程度の時間の中で下記の内容を実施しています。
  内容
1 体調チェック 20分
2 ストレッチ体操 運動前後に20分
3 歩行運動 15分
4 運動性の高いレクリエーション 10分
5 A、Bどちらか曜日ごとに交互に実施
A:下肢を中心とした筋力トレーニング
B:持久力向上を目的とした有酸素運動
15分
6 バランス能力改善運動 10分
7 リラクゼーション 5分

会費
 参加者には、スポーツ安全保険に加入していただくため、加入料800円を頂いています

教室運営スタッフの役割
<理学療法士>

機能評価と個別指導の直接的支援とプログラム内容への助言を行う。
<健康運動士>

運動の必要性や実施方法について、専門的知識をもって、参加者が正しく、効果的に運動を実施するための指導を行う。
<保健師・栄養士>
参加者の体調管理や運動指導の介助、継続して参加しやすい雰囲気づくりを行う。
特に、栄養士は、希望する参加者の栄養状況を分析し、水分不足の傾向などを把握。


お問い合わせはこちら:infobgf@bgf.or.jp