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いざとういう時のサバイバル知識を身に付けよう
  「B&G親子サバイバルキャンプINかまがり」が開催


 2月19日(土)から20日(日)の1泊2日、『B&G親子サバイバルキャンプINかまがり』が蒲刈町B&G海洋センター(広島県)で行われました。このキャンプは、災害で電気やガスが寸断されたと想定した中で、避難生活を疑似体験するもので、新聞の募集記事を見た広島県内の小学生10人とその保護者8人の計18人が参加。参加者は、初対面同士のため、初めのうちは緊張した様子でしたが、体験が進むうちに、協力して知恵を出し合い、行動するようになりました。
 参加した保護者からは、「日頃、いかに文明の中に甘んじているかがわかった。もっと、そのありがたさを感じ、たまには、家でも災害想定時の行動をとりたい」との声も聞かれ、普段の生活を振り返る機会にもなったようです。

 このサバイバルキャンプは、近年、日本国内で数多く発生している自然災害時に適応できる知識を得るために、避難生活を再現し、いざという時のノウハウを身に付けようとするもので、B&G財団と開催海洋センターとの共同主催で開催。今年度は、石川県七尾市、鹿児島県笠利町、千葉県岬町、兵庫県上郡町、広島県蒲刈町の5ヶ所で実施されました。

消火シミュレーションを体験する参加者

参加者の皆さんからは、「また参加したい!」との声があがりました

参加者の声

・防災ビデオやビル火災の避難訓練をして火災や地震などの恐ろしさや、やっておかなければならないことが分かった。(小学6年生 男子)

・ サバイバルレッスンで、初めて消火器をにぎりました。けっこう重いのでビックリしました。(小学4年生 男子)

・ ふくろでご飯を作って、ちょっと変わった体験ができてすごくうれしかった。(小学6年生 男子)

・日常では体験できないことができた。この冬の寒さの中、ジャンパーも着ずに、外で何時間も過ごせたことが驚きでした。(保護者)

・以前からサバイバルキャンプのようなサバイバルキャンプがやりたいと考えており、今回参加しました。防災の日にちなんで9月に2回目ができたらいいと思います。(保護者)
■キャンプ日程表
2/19(土)【1日目】 2/20(日)【2日目】
13:00  集合 開講式 6:30 起床
13:10  サバイバルレッスンT
防災ビデオ・ビル火災非難訓練
地震体験シミュレーター・消火シミュレーション体験
7:00  サバイバルクッキングU
炊飯を利用した炊飯、非常食試食
15:30 サバイバルレッスンU
食材確保
かまど作り、竹の食器づくり
8:30 朝食、片付け
9:30 サバイバルツアー
(広島県の県鳥のあびを観察しながら斎島へ)
17:00 サバイバルクッキングT
飯盒炊飯・猪鍋づくり・魚さばき
10:00

斎島へ上陸後あび資料館訪問
サバイバルクッキングV
 牛乳パックホットドッグ作り
 じゃがいもふかし

19:30 夕食、片付け 12:00

斎島を離島

20:00

サバイバルレッスンV
星空教室・ロープワーク・防災いろはかるた

12:30

2日目の感想文記入・後片付け
閉講式

22:00 1日目感想文記入 13:00 解散
22:30 就寝  
23:00 保護者による反省会
■活動風景
2月19日(土)
◆サバイバルレッスン1
「揺れるとあらかじめ分かっていても震度6の地震は恐ろしかった・・・。これが、突然きたらどうなるんだろう。」
 
呉市防災センターにて、地震体験と消火のシミュレーション体験   消防局に勤務される参加者(保護者)の協力で阪神・淡路大震災のパネルを掲示

◆サバイバルレッスンU&クッキングT
「"初めて”づくし!で"新発見”をいっぱいしたよ!今の僕らの『生活』って便利なんだなあ。」
 
雨の中、畑で食材を確保
初めて畑に入る参加者も!
  竹の食器作りに挑戦!初めてなたをつかったよ。
 
かまどを作って火をおこしました。
みんなが火おこし名人になったよ!
  寒い中、自分達で苦労して作った夕食はおいしいなあ〜

◆サバイバルレッスンV
「テレビを見ない夜なんて久しぶりです。初対面のみんなとも仲良くなり、協力する大切さを知りました。」
   
ロープワーク講習。まき結びとペットボトルを使った人命救助の方法を習いました。   夜は電気の替わりに「100時間ろうそく」を使用。阪神大震災時に3日間電気が使えなかったことから開発された商品です。ストッパーがついていて、揺れても倒れません。   消防局で働く保護者の提案で、『防災いろはかるた』を実施。”いしあたま それでもかぶろう ヘルメット”など楽しく防災について学びました。


2月20日(日)

◆サバイバルツアー
「ホットドッグは"海のいいにおい”がして美味しかったよ!」
 今日は、広島の県鳥である「あるあび」の観察をしながら斎(イツキ)島へ。斎島は、住民が10人ほどの島で、水道もひかれていません。いざ、サバイバルツアーに出発です!!

 
ットドッグをアルミフォイルで包み、牛乳パックの中へ入れて火をつけました。牛乳パックが燃えてなくなるとアツアツのホットドッグの出来上がり!   人があまり住んでいない島でも海岸には、多くのゴミが落ちていました。きれいな海を守るべき清掃にも励みました。


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