魚釣りでは、あまり魚が釣れないシーズンではありましたが、子どもたちが果敢にリールやエサづけにチャレンジしてカレイを釣ったり、カニや貝類を一生懸命捕っていました。野崎さんに投網の投げ方を教わり、季節ごとにとれる魚のことや自然の恵みに関するお話もしていただきました。野崎さんが投網を投げるとボラがたくさんかかり、こども達から拍手が沸き起こりました。投網は投げ方にコツがあるので、何度も練習しないとなかなか思うようには開いてくれないそうです。
また、竹を使った食器づくりでは、安全に十分配慮しながらナタやノコギリを使って箸や皿、コップなどを製作しました。
夕食の準備ではブロックでかまどをつくり、木をこすり合わせて火をおこしました。マッチやライターがなくても火をつけることができることを知って、こども達もビックリです。飯ごうでご飯を炊き、魚をフライにしたり、焼いたりして楽しい食事時間となりました。
その後、毛布の早いたたみ方や、毛布を利用して人を運ぶ方法等を習った後、武道場で就寝です。床に柔道用の畳を並べ、寝る場を確保し、サバイバルブランケットと毛布または新聞紙という簡素な寝具で寝ることになりました。気温が低下し、サバイバルブランケットを利用しても少々寒かったようですが、翌朝こども達は皆、元気いっぱいに起床することができました。
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