10月29日(金)、浅井町B&G海洋センターで、プログラムの実施に使用する器材の贈呈式が行われ、B&G財団の大島常務理事から川地助役に目録が贈られました。その後、川地助役は、「浅井町の高齢化率は22%を超えているが、教室を活用し、健康日本一を目指していきたい」と挨拶をされました。 贈呈された器材は、健脚度測定に必要なステップ台やバランスボールをはじめ、各参加者の基礎的な身体データを測定する血圧計など。いずれも、教室を行っていくうえで欠かせないもので、今後も、保健師などとの協働により教室が実施されていきます。
この「足元げんき教室」では、教室の最後に、指導員の写真が入った体操ノートが配られます。これは、「自宅でも体操がやりたいけれど、教室で教えてもらったことを忘れてしまう」という声を受け、指導員の伏木さんが考案したもの。参加者からは、「これを見ると、すぐに体操が思い出せるし、気をつけるポイントも分かる」と大好評です。 また、バラバラになりがちな書類をきちんとファイリングできるように、初回には、かわいいイラスト入りのファイルも配布。細部に渡って、参加者が楽しく運動が続けられるように配慮されています。
教室では、頭も使います この教室には、浅井町の各地区から24人が参加しており、第1回目の教室では、ほとんどが初対面でした。そのため、ゲームを利用して自己紹介をするなどして、相手の名前を覚えていき、楽しく頭も鍛えているそうです。 また、この日は、B&G財団職員による転倒予防の講義も実施。参加者は、寝たきりの怖さを改めて実感したようです。
教室は全10回で、その後は、自主グループでの活動を予定しているため、参加者たちは、自分たちでできることを着実に、身につけているようでした。