「水に賢い子どもを育む年間型プログラム」を年間を通じて展開する瀬棚小学校4年生
実践記録 〜7月編〜
7月16日(金)、瀬棚町B&G海洋センターで、瀬棚小学校の全校生徒124人が「着衣泳」を体験しました。これは、誤って海や川に転落してしまったとき、『服を着ていると泳げない、沈む』という固定観念を無くし、服を着ていても浮いて、救助を待つことが出来ることを知り、少しでも痛ましい水の事故を減らすことを目的に実施。児童たちは、「ライフジャケットやペットボトルでこんなに浮くとは思わなかった」と驚いた表情をみせながら感想を話していました。
「着衣泳」と「ライフジャケット」の安全装着について学ぶ
講師
〇第1管区海上保安本部瀬棚海上保安署 中源次長
〇巡視艇あかしあ 三浦船長 他 乗組員
対象
瀬棚小学校全校生徒 124人
〇低学年 1〜2年生(1〜2級時)
〇中学年 3〜4年生(3〜4級時)
〇高学年 5〜6年生(5〜6級時)⇒
一斉参観日につき公開授業
内容
1)準備運動
2)水慣れ
まずはしっかりストレッチ
水慣れをするために、着衣での水中ウォーキング
3)デモンストレーション(落水から浮き身の姿勢まで)
4)実技(浮き身の姿勢)
両手両足を広げて力を抜くこの姿勢が一番浮きやすい姿勢です
友達の補助で、安心して浮き身を体験
5)実技(ペットボトルを使用した浮き身の姿勢)
6)実技(救命浮環やロープとペットボトルを使用した救助法)
身近な浮くもの「ペットボトル」を抱えての浮き身にチャレンジ
救助者自身の安全を確保するためには、水に入らないで助けることが重要
浮くものをただ投げるのではなく、それにロ-プがついていることで、引き寄せることが出来ます
7)デモンストレーション(救命浮環やロープとペットボトルを使用した救助法)
8)実技(ライフジャケットの安全装着と効果)
専用の浮輪がなくても、ペットボトルとロープで代用できます
4年生以外は、ライフジャケットを初めて装着する児童が大半でした
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