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B&G「OP指導者講習会」が福岡市立ヨットハーバーで初開催

6月23・24・25日の3日間、「OPディンギー指導者講習会」が、福岡市立ヨットハーバー(福岡県福岡市小戸)で開催され、九州地方を中心に愛知県や兵庫県など11県から、26人が参加しました。この講習会は、B&G財団が主催し、OPディンギーの子どもたちへの指導法や各自のレベルアップを目的に実施したもので、今回が初開催となりました。

※『OP』の愛称で呼ばれる「オプティミストディンギー」は、小型のヨットで、入門艇として、親しまれています。 (オプティミスト=楽天家)

鮮やかなセールが並んだヨットハーバー

初日は、基礎を復習。「勘が戻ってきたぞ〜」

まずはヨットが楽しいものだと知ってほしい

  初日は、アイスブレーク後、組み立て方法や帆走の実技を行い、最後にセーリングの基本についての講義が行われました。参加者のほとんどは、OPディンギーの乗船経験があるものの、「年に1回しか乗らない」と話す人もおり、初日は基礎をしっかり復習。徐々に慣れはじめた参加者からは、次第に笑顔がこぼれはじめました。
 
2日目は、荒天の中、レベル別の3グループに分かれ、各技量にあった講習内容を受講。上級者チームは、子どもたちへの指導のポイントや、練習法を、中級者チームは、自分達のレベルアップを図る練習を行いました。そして、初心者で参加した4人は、 「まずは、ヨットは楽しいものだと知ってほしい」と話すコーチ陣の指導のもと、 直進で進む練習に励み、風と共に進むことの楽しさを知ったようです。

暴雨の中の熱いバトル!!

 
最終日は、大会の運営方法やレースのルールを学んでもらうことを目的に、『第1回B&G杯ヨット(OP)指導者競技会』を開催。
暴風雨の為、転覆するヨットが続出する中、釘尾学さん(佐賀県鹿島市)との激しいデッドヒートの末、尾道輝寿さん(長崎県時津町)が、初代チャンピオンに輝きました。なお、第3位は渡辺弘一さん(愛媛県大三島町)でした。
  「来たからには勝ちをねらっていた」と語る尾道さんは、中学1年生から3年間、B&G時津海洋クラブでOPディンギーを経験。大学生になってからも、夏休みには地元でOPディンギーの指導にあたり、平成13年に、B&Gアドバンスト・インストラクターを取得。現在は、海洋クラブで週に2回、指導をしているそうです。今回の講習会では、「濱本コーチが『ヨットをフラットに保ちなさい』と何度も指導したことが印象的だった。子どもたちにも、そのように指導していきたい。」と、改めて基本の大切さを感じたようです。

悪天候の中、熱いバトルを展開!!
左から、準優勝 釘尾さん、優勝 尾道さん、3位 渡辺さん 後方左、広渡専務理事、大島常務理事 この講習会を全国的に展開したい!
 


 レース後に行われた閉講式で、B&G財団広渡専務理事は、「この講習会は、今年初めての試みですが、毎年実施していきたい。関係者の皆さまと協力して、全国的に展開できるよう検討したい」と話し、OPディンギーの更なる普及に意欲をみせていました。

 

強力なコーチ陣が集合!!

B&G津屋崎海洋クラブ・福岡県セーリング連盟などの協力により、強力なコーチ陣が集結。コーチの皆さんは、 「ここで学んだことをどうやって、地元で子どもたちに伝えるかが大切です。分からないことがあれば、気軽に連絡ください」と語り、参加者の今後の活躍にエールを送りました。

B&G津屋崎海洋クラブ代表・
日本OP協会副会長
占部雄三さん
B&G福岡海洋クラブ代表 
大原順さん
B&G別府海洋クラブ代表・
日本OP協会理事
濱本徹夫さん
東京五輪日本代表・江ノ島ヨットクラブ
松本富士夫さん
B&G虹の松原海洋クラブ代表・
ミュンヘン五輪日本代表
松山和興さん
B&G津屋崎海洋クラブ
朽原彪さん

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