着 衣 泳
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プ ー ル
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内容説明
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洋服を着たままで泳ぎ、溺れたときの対処法を学ぶ。 |
目 的
ね ら い
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人は突然水に落ちると混乱状態に陥ってしまい、どんなに泳ぎに自信のある者でも溺れてしまうことがある。1度でも着衣泳を経験しておけば、着衣で水に落ちるとどうなるか、どうしたら助かるかなどを身をもって理解することができる。●安全確保の知識 |
対
象
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小学年
以上
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人
数
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〜30人
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時
期
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通年
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時
間
帯
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日中
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所
要
時
間
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2時間
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実施場所
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プール |
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導入(15分)
・水死者の70%〜80%は衣服を着たまま溺れている。その大部分は衣服を着て水に入った事がなく、また自分から水に入ろうとしたわけではない。
突然、着衣で水に落ちるとパニックになってしまい、どんなに泳げる人でも溺れてしまう可能性があることを説明する。
・溺れる原因や場所の説明
展開(60分)
・実際に服を着て泳いで見る。
・着衣のままでの最も良い泳ぎ方を学ぶ
・水の中で服を脱いでみる。
・身近な浮き具の利用の仕方
ふりかえり(10分)
・体験した感想を聞く。
・自分の安全は自分で守ることを理解させる。
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事
前
準
備
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団体が準備
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個人が準備
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施設が準備
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水着・水泳帽・厚手の洋服(上下・ジャージなどが良い)
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ペットボトル・ビニール袋
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活動展開・進め方の流れ
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指導のポイント・留意事項・安全上の注意事項等
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溺者の説明
実技
まとめ
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・人はどのような時に溺れるか?
@泳げない人・泳げる人・少しだけ泳げる人の違い
A溺れる原因はなにか。
B溺れる場所はどこが多いか。
@実際に服を着て水に入ってみる。
・着衣で水に落ちたら沈むか浮くか確認する。
A着衣で泳いでみる。
・着衣で泳ぐことのできる時間や距離を確認する。
・水着で泳いだ時と比較してみる。
B着衣での一番効率的な泳ぎ方を学ぶ。
・どんな泳ぎ方で、どのように泳いだら疲れないか?
C着衣の種類が泳ぎにどのように影響するか?
D泳ぎの邪魔になるものは何か?
E水中で服を脱いでみる。
・服を脱ぐのにかかる時間は?
・服を脱ぐことは必要か?
・どのように脱ぐか?
F身近な浮き具を利用して浮かんでみる。
・ペットボトルやビニール袋を使って浮かぶ。
・ジャンパー(上着)で浮かぶ。
@着衣泳を行った感想を聞く。
A安全の確保について説明をする。
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