今回のグアムでの10日間、そしてふじ丸での帰国の船旅は、本当に信じられないほどあっという間に過ぎて行きました。そして何より、日本全国から集まった学生たち(子どもたち)に、感銘を受けることの多い日々でした。歳をとった外国人の科学者として、私は子どもたちが自分に打ち解けてくれるだろうかと不安だったのです。けれども、そんな心配はまったく無用でした。旅が終わる頃には、殆ど全ての子どもたちと知り合いになれましたし、中には本当に親しくなれた子もいました。ですから「さよなら」の時には、互いに涙が出てしまったのです。旅の途中、お互いを知り、親しくなるに連れて、私たちは海のこと、環境問題のこと、その他イルカやクジラ、アホウドリのことなど、いろいろなことについて話をしました。改めて、どんな講義よりも、実際に子どもたちと触れ合うことの方がどんなに有意義な時間だろうかと感じました。それこそが、最高の「海の環境教育」だと思うのです。
ここで、今回の旅に参加したメンバー、ボランティアやゲストの方々、そしてスタッフの皆さんに心からのお礼を伝えたいと思います。皆さんは、本当に最高のメンバーでした!またいつか、必ずどこかでお会いしましょう!
お問い合わせはこちら:infobgf@bgf.or.jp |
 |
Copyright (C) 2003 Blue Sea and Green Land Foundation. All rights reserved. |