昨年12月、プールでの事故防止(管理・監視・救助法)を目的に、JASAライフガード レベルT講習会」が福岡県金田町B&G海洋センター及び和歌山県B&G財団串本海洋センターで開催されました。 B&G財団から職員講師2名が派遣され、新しく13名の指導者が「JASAライフガード(レベルT)」として誕生しました。 |
JASAライフガードレベルTとは、水深の浅いプール(1.2m以下)を対象にしたもので、監視の基本理念やリスクマネジメント等の講義を3時間、レスキューチューブやスパインボードを使用した救助法の実技を4時間、計7時間の講習を受け、学科及び実技試験に合格してはじめて資格が交付されるものです。 |
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今回は2ヶ所で開催し、新規者13名、継続者10名の計23名が受講しました。
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「私自身もプール監視業務総括ということで、実際に監視員を指導する立場にありますが、これまで十分指導してきたと思っていたことが単なる思い込みでありました。ライフガード講習を受けて、今一度監視業務の難しさを再認識できました。」と福岡県高田町から参加した、前原さん。 |
また、福岡県甘木市から参加した中西さんは「“プール監視”という響きに対して私自身監視業務をやっていながらいいイメージを持っていませんでした。しかし、ライフガードの講習を受け、プロイメージを持つことができ、他の監視員にも講習で得た知識や技術を伝えることができます。」とこの研修で得たノウハウをすぐに活用して行くとのこと。 今はまだ寒い冬ですが、指導者としての平成11年の夏は既にスタートした模様です。 |
開催場所 |
金田町B&G海洋センター (福岡県) |
B&G財団串本海洋センター (和歌山県) |
開催月日 |
平成10年12月16日 |
平成10年12月21日 |
主 催 |
福岡県B&G地域海洋 センター連絡協議会 |
B&G財団串本海洋センター |
参加人数 |
13人 |
10人 |
講 師 |
吉澤 拓也
(B&G財団 普及振興課) |
宮嵜 秀一
(B&G財団 普及振興課) |
講 義 |
監視の基本理念・リスクマネジメント等 3時間 |
実 技 |
レスキューチューブやスパインボードを使った救助法 4時間 |
試 験 |
学科及び実技試験 |
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