研修内容は、海洋性スポーツ・プール安全管理、水泳・ヨット・カヌー理論等の講義と、カッター・カヌー・ディンギー、四級小型船舶免許の取得、指導実習などの海洋実技で構成され、特に緊急時の対応として、サーフライフセービングや蘇生法の講義や実技も網羅されており、合計330時間にわたる大変内容の濃い研修になりました。 「全国の人と知り合い一日一日たくさんの知識、技術をみんなで一緒に学ぶことができて良かった。みんなと一緒に学んだことを忘れず、多くの子供たちに知識、技術を教えていきたい。」と佐賀県江北町から参加した百武光司さん。 研修を終了した育成士の皆さんには、今回培った経験で多くの方々に海洋性スポーツの醍醐味を伝えるよう期待されています。
履修科目及び内容
〈 学 科 〉 センターに関する諸規則・規程 センター管理・運営(海上安全管理・プール安全管理) スポーツ指導の基礎理論 (気象・海象学・ヨット理論・カヌー理論・水泳理論・蘇生法)
〈 実 技 〉 海洋スポーツ・レクリエーション (ヨット・カヌー・カッター・水泳・水上スキー・レーシングカヌー・セールボード・マリンジェット) 陸上スポーツ・レクリエーション(キックベースボール)
〈 実 習 〉 スポーツ指導(海洋スポーツ指導実習) 体力テスト FRP修理実習
ヨットを初めて操縦し、風と一体になって自然の力だけで進む素晴らしさを実感しました。
田中康一 20才(長崎県)
もしもの時の救急法は大切な研修の一つ。人の命を救うためには、日頃からの訓練が必要だと思いました。
児玉徹 21才(岐阜県)