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 このカヌー講座ももう少しで終了になります。ここまでのLessonでは、前進(フォワード)、後退(リバース)、回転(スウィープ)、横移動(ドロー、スカーリング)といった基本的なカヌーの操作方法を習ってきました。今回は次のステップということで、カヌーを進ませながらの方向転換を練習してみましょう。カヌーは小回りが効く艇なので、このようなテクニックを使えると、もっと自由にカヌーを動かすことができます。バウラダ−は艇のバウ(前方)でラダー(舵を入れる)するテクニックです。

◆バウラダーのフォーム(右側にターンする場合)
  パドルを立てて、右側のブレードを右ヒザの横の水面に差す。ブレードのカーブの内側を艇に向け、カヌーと平行にする。
右ヒジの角度を120°〜150°にする。
左ヒジは目の高さに持ってくる。
 
 
 
 

◆バウラダーの動き(右側にターンする場合)
  @ まずはフォワードで直進する。
A ブレードを右ヒザの横に差す 。
B ブレードを前に30°くらい開く。(Chapter25のスカーリング参照)。
C カヌーが右へゆるやかに曲がるので、行きたい方向にバウが向いたらすぐにフォワードをはじめる。

★ポイント
  バウラダーは前進しているときにしか艇が曲がらない。
カヌーをピタっと平らにする。傾けたり、グラグラさせない。
左側にターンする場合、左手首を使ってブレードを開かないようにすること!

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 バウドローは艇のバウ(前方)でドロー(ブレードを艇に寄せる)するテクニックです。バウラダーと違ってカヌーが止まっているときでも回転でき、より速く方向を変えることができます。

◆バウドローのフォーム(右側にターンする場合)
  パドルを立てて、右側のブレードを体の横の水面に、少し距離を置いて差す。ブレードのカーブの内側を艇に向け、カヌーと平行にする。
右ヒジの角度を90°〜120°にし、体の後方に持ってくる。
左ヒジは目の高さに置き、左肩をバウのほうに持ってくる。
 
 
 

◆バウドローの動き(右側にターンする場合)
  @ 体を右に大きくひねり、パドルを体の横の水面に差す。
  A ブレードを前に30°くらい開く。
  B 右ヒザの横に向かって、開いたブレードを、半円を描くように引き寄せる。

ポイント
  寄せる前にしっかりと体をひねること!バウに対して体が45°くらい右を向くように!
カヌーをピタっと平らにする。傾けたり、グラグラさせない。
左側にターンする場合、左手首を使ってブレードを開かないようにすること!

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 バウドローができるようになったら、次はスウィープと組み合わせてみましょう。前に進みながら、素早く方向転換することができます。狭い水面でカヌーをするときには必要なテクニックになります。

◆スウィープ&バウドローの動き(右側にターンする場合)
  @ 左側にスウィープを入れる。このとき一番後ろ(スターン)までブレードを引ききってしまうと、右側にバウドローを入れるのが遅れてしまう。そのため、ここではスウィープは体の後ろくらいで終わらせる。
  A 左スウィープのブレードを抜いて、右のバウドローを入れる。

ポイント
  カヌーをピタっと平らにする。傾けたり、グラグラさせない。
スウィープを引き終えてバウドローのブレードを入れるには、体を逆に大きくひねらなければならない。あわてずにしっかりと体をひねること!
体を大きくひねるためには、パドルを入れている側の肩を引くだけではなく、押し手側の肩を大きく前に出してみよう!

チャレンジ
     スウィープ&バウドローを使ってその場でターンができるようになったら、次はブイや柱を目標にして、進みながらのターンをしてみよう!360°ターン、180°ターン、90°ターンなど、次に向かう方向によって色々なパターンができるよ。


 カヌーのテクニックの説明は以上です。上手にカヌーを動かすために、後はたくさん練習してみましょう!目標となるものをいくつか作って、ジグザグに進んでいくことを「スラローム」といいます。スキーやインラインスケート、自転車などでやる練習方法ですが、カヌーでも水面にブイを浮かべたり、ポールを紐で吊ったりして目標物を作ることができます。スラロームをすることで、自然とフォワードやターンが上手になってきます。ぜひ練習してみましょう!

 

 

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