全員参加型、三世代でロープワークから障がい者スポーツ体験まで
那賀よしフェスティバル2019
那賀町鷲敷B&G海洋センター(徳島県)
全員参加型企画を三世代で楽しみ、年齢を問わず一緒になって運動することで、地域住民同士を知り、地域の一体感や活力づくり、そして運営する人材ネットワークの構築など関係強化につなげたい。2月11日(月・祝)午前8時から午後1時まで徳島県の那賀町鷲敷B&G海洋センターで、「那賀よしフェスティバル2019」を開催しました。主催は那賀よしクラブで海洋センター体育館と那賀町鷲敷野外活動センターを会場に行われ、町内外から約100人が参加しました。
那賀町総合型地域スポーツクラブ「那賀よしクラブ」は、B&G海洋センター体育館を拠点施設として活動し、事務局はセンター体育館内にあります。
この行事は那賀よしクラブが主催するスポーツフェスティバルで、クラブ会員だけでなく、だれでも参加できます。クラブで実施している教室の体験会に加え、普段は体験しないような運動やスポーツを取り入れました。年齢、性別を問わず全員が楽しめるもので、それぞれの世代で楽しめる内容(ブース)、タイムテーブルを用意し、付き添いで来た家族も楽しめるように工夫しました。
具体的な種目は次の通りです。ロープワーク講習、ジャグリング体験、障がい者スポーツ体験(ボッチャ、フライングディスク、競技用車イス試乗、車イスバスケ)、スラックライン、スポーツリズムトレーニング、消防クイズと体幹トレーニング、ZUMBA、ヨガ、ストレッチポール、こども体操教室、スポーツ吹矢、卓球コーナー、青年団と一緒に遊ぼう(ドッヂビー、風船バレー、しっぽ取り対決など)。
このうちロープワーク講習ブースはB&G徳島県連の指導者が務めました。また、徳島県障がい者スポーツ協会の秋田氏は障がい者スポーツ体験の講師となりました。このほか徳島県スポーツ吹矢協会はじめ多くの関係者の協力を得て行われました。
インフルエンザの大流行の影響からか、予想していたより参加者が少なかったものの、それぞれ興味のあるブースを巡り、とても楽しそうでした。家族連れも多く、子供が体操教室に参加している間、お母さんはヨガをするなど色々な形でイベントを楽しんでいました。
今回、参加者にアンケートをとり、ニーズや日頃の運動頻度、運動教室に参加しやすい日時などを把握しました。その中に感想として「とても楽しかったので毎年参加したい」、「(那賀町の)大切な運動場所だと思います。これからも頑張ってほしい」、「初めて体験するものが多くてドキドキしました」、「体を動かす良いきっかけになった」などが寄せられました。
レポーターの日下和穂さんは次のように述べました。
企画や準備、各種団体との調整など色々大変でしたが、みんなとても楽しそうにしていました。イベントにも好意的な意見をたくさんいただき、実施してよかったと感じています。またロープワーク講習や障がい者スポーツ体験など、普段、単発では参加者が集まりにくい内容のものも、今回のようなイベントの1ブースとして用意することで多くの方に気軽に体験していただけたのは非常によかったと思います。
B&Gレポーター 那賀町鷲敷B&G海洋センター・日下 和穂