僕も、私も、未来のオリンピック競泳選手だ！！リオ五輪の銅メダリスト江原選手が直接、指導
甲州市塩山B&G海洋センター（山梨県）
オリンピアンの江原選手（中央）を囲んで大興奮の子供たち
2016年のリオデジャネイロオリンピックのメダリストで山梨県出身の競泳選手、江原騎士さんを講師に迎えた一般向けの水泳教室「オリンピアン江原騎士選手の水泳教室」が2月3日、山梨県甲州市の甲州市塩山B&G海洋センターで行われ、甲州市および近隣各市から集まった小学生とその保護者ら約90人が参加。オリンピアンからの直接指導という貴重な体験に大興奮の時間を過ごしました。
「こうやって両手を最大限に伸ばすんだよ」と泳ぎの基本姿勢を指導
この企画は、甲州市教育委員会が主催（共催：甲州市2020オリンピックフランスハンドボール甲州事業実行委員会）し、塩山、勝沼、牧丘のB&G海洋センター3拠点の指導者会やスタッフが連携して運営にあたりました。
江原選手といえば、記憶にも新しいリオオリンピック競泳の男子800ｍフリーリレーで、1964年の東京五輪以来、実に52年ぶりの銅メダル獲得に貢献した日本競泳の精鋭。このオリンピアンから直接指導が受けられるとあって、教室への申し込みは殺到しました。水泳教室では、指導のほかにも、江原選手が自ら泳ぎを見せてくれる大迫力の模範泳やサイン会なども行うなど、子供たちが喜ぶ複数のプログラムを盛り込みました。
「僕も江原選手みたいなオリンピアンになれるかも・・」。子供たちは真剣な眼差し
教室当日。オリンピアンである江原騎士選手が登場した瞬間、会場の子供たちは目を輝かせ大きな拍手でお迎えしていました。一際大きな拍手と声援を送っていたのが、参加した子供たちの保護者の方々でした。プール内では江原選手がクロールのポイントとして泳ぎの見本を見せ、子供たちの手をとりながら、泳ぎの補助とアドバイスなどを行いました。
会場の塩山B&Gセンターには終始、参加者らのにぎやかな声が響き渡っていました。
オリンピック選手に実際に教わったという興奮が冷めやらぬ子供たちは「トップ選手の泳ぎを生で見ることができ、感動した」、「クロールのポイントがとても分かりやすかった」、「江原選手の泳ぎはとてもきれいなフォームでグイグイ前へ進んでいて素晴らしい泳ぎだった」と矢継ぎ早に感想を述べてくれました。また「オリンピックの銅メダルがとても重く、大きく貴重なもので感動した」といった意見も多かったです。
江原選手の見本泳法に、時が止まったような会場
レポーターの関口さんも、オリンピック選手を目の当たりにする貴重な体験に、やや、否、むしろ子供たちよりも？（笑）興奮気味で、熱い思いを次の通り、言葉にしています。
「オリンピアンはやはり人間的にも素晴らしい！当日、江原選手の言動・行動など参加している小学生や保護者はもちろん運営関係者すべての方に対し誠実に丁寧に対応していたのが印象的でした。おごることなく子供と同じ目線で1人1人の目を見て話をしていました。『小学生の頃を振り返って』や『オリンピアンになれた理由』をテーマに講演をした内容の中ではやはり周囲との繋がりを大切にし、常に感謝の気持ちを持っていることがありました。また、感謝と同様に自分自身を強く持ち一生懸命に努力することを大切にしていることを感じました。2020年東京オリンピックを迎えるにあたり是非夢を実現してほしいと思います」
江原選手。お忙しい中、ご協力いただきありがとうございました
B&Gレポーター 甲州市塩山B&G海洋センター・関口 雄二
