AED使い方はいまだ浸透せず…多くの方に体験してほしい!普通救命講習会
尾道市瀬戸田B&G海洋センター
2018年3月16日(金)午後6時から午後8時
救急隊員が到着するまでの応急手当によって助かる命がある――、救命講習を受講し応急手当を身につけようと3月16日午後6時から、尾道市瀬戸田B&G海洋センターで普通救命講習会が開かれました。海洋センターを利用している団体・クラブの代表者ら20人が参加しました。
突然のけがや病気で倒れた人には、居合わせた人達による迅速な応急手当が、その人の生命を救うため、社会復帰するのにとても重要になります。当日は尾道市消防署職員の協力で、4グループに別れて行いました。心肺蘇生法の手順説明、人形を使っての人工呼吸・心臓マッサージの実技訓練、AEDの使用方法の指導を受けました。受講者はお互いにアドバイスや確認し合ったりしながら、一連の流れを適切にできるようになりました。
参加者から「いつも海洋センターを利用しているのにAEDがどこにあるのかさえ知らなかったので、良い機会になりました」、「いざという時、ちゃんとできるのか自信はないですが、講習を受けているのといないのでは全然違うと思うので受講できて良かった」、「想像より速いスピードで全身を使ってマッサージをするため、結構疲れました」と述べていました。
レポーターは「いざという時にその場にいる人が自由に使えるように、多くの施設に設置されているAEDですが、使い方はまだまだ浸透していないのが現状のようです。海洋センターでも定期的に講習会を開催し、ぜひ多くの方に体験していただきたい」と指摘しました。
B&Gレポーター 尾道市瀬戸田B&G海洋センター・小野 万喜恵