【B&G職員リレートーク】海洋センターを通じた交流の輪


B&G財団では4年前から海洋センターを従来のスポーツ振興の場だけでなく、子供から高齢者、障害者など“誰もが気軽に集える場”へと変革する取り組みを推進しています。現在、各地の海洋センターでは地域人材を活用した子育て支援や学習支援、障害者と健常者の交流、食育支援など様々な事業が実施され、多世代・多目的な利用が拡大しています。

 

また、海洋センターが共催で行う大会やイベントも、これまでにない新たなイベントが数多く開催され、地元の新聞で取り上げられています。

 

例を挙げると、ドローン活用講習会、園児の音楽発表会、もちつき大会、お月見&芋煮会、車いすバスケットボール交流会、ボッチャ県大会、プロレスの興行、お神輿巡行中の神酒所として利用されるなど、ユニークな活用が増えています。今年度、新聞掲載された共催イベントの中で、特に印象に残ったイベントを2つ紹介します。

 

1つ目は大郷町B&G海洋センター(宮城県)で行われた「ナイトプール」。地元の青年団が「楽しいことで地元を盛り上げたい」と提案し実現したもので、赤・青・緑・黄色のLEDでプールをライトアップ。さらに大きな浮き輪やハート型バルーンを浮かべたプールに子供たちは歓声と水しぶきをあげて楽しんでいました。

インスタ映えや日焼けしないという理由から最近人気の高いナイトプールを海洋センターに試験的に導入。暑い夏を涼しく過ごす空間を提供し、プールの夜間利用の促進につなげる楽しいイベントだと感心しました。

 

 

光る遊具を使ってナイトプールを満喫する子どもたち

光る遊具を使ってナイトプールを満喫する子どもたち

 

2つ目は日田市天瀬B&G海洋センター(大分県)で行われた「天瀬婚活学園」。商工会議所青年部が企画した婚活イベント。「学園」をテーマに海洋センターでミニゲームや1対1のフリートークのほか、バイキング形式の“給食”や、バスで市内の名所を巡る“修学旅行”も組み込まれ、参加者は学生の頃に戻った気分で楽しいひと時を過ごしました。

地方創生に向けて、少子化と人口減少に歯止めをかけることを狙いとして行われたこのイベント。設定を含めて、工夫を凝らしたユニークなイベントだと思いました。

 

海洋センター前の広場にてフリートークを交えた食事会

海洋センター前の広場にてフリートークを交えた食事会

 

市内の名所を巡り、修学旅行気分でデートを満喫

市内の名所を巡り、修学旅行気分でデートを満喫

 

1月は行く、2月は逃げる、3月は去るといいますが、今年度もあっという間に終わろうとしています。新年度は各地でどんな新しい取り組みが実施されるのか、今からとても楽しみです。今後も海洋センターを通して、たくさんの交流の輪が広がっていくことを期待しています。

 

 

 


地方創生部 防災推進課 清水 康雄

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