【B&G職員リレートーク】〇回目の成人式


遅ればせながら、新成人の皆様、おめでとうございます。
事業課 玉手です。

 

先日、おめでたい成人式のニュースを見ながら、ふと自分が「2回目の成人式」になることにハッとしました。つい最近とは言えませんが、そこまで前だと思わなかった成人式が、いつのまにか現在の自分の人生の折り返し地点だったなんて・・・ビックリです!

 

そんなこんなで、「2回目の成人式」とインターネットの検索窓に入力してみると、実際に2回目の成人式をやっているところもあり、さらには3回目の成人式(還暦)、4回目の熟年成人式を開催している、なんていうところもありました。皆さんお元気で何よりです。

 

統計によると、今年は全国125万人が新成人となり、昨年に比べて2万人増加したそうですが、私が成人した20年前は164万人。なんと40万人も減少しているのです。
1クラス40人としたら・・・10,000クラスが無くなっていることになります。ただ事ではありませんね!!

 

成人の楽しみ方の様子

 

そして何より、多くの方が成人式で楽しみにしているのが、久々の友人との再会ではないでしょうか?
私もその中の一人で、多くの友人との再会がとても嬉しかったこと、サッカー少年だった男の子がかなりふっくらしたおじさんになっていて驚愕したことを今でも覚えています。

 

また、成人式と言えば、「晴れ着」ですよね。私も七五三のお祝いの時以来、久しぶりに着物が着られて嬉しかったものの、慣れない着物姿に途中から苦しすぎて気持ち悪くなった記憶がありますが、それも含めいい思い出です。

 

 

成人式は〇才?

 

さて、皆さんご存知の通り、2022年4月より約140年ぶりに成年の定義が変わり、現行の20歳から18歳に引き下げられます。
そのため、2022年4月1日になると、その時の18歳・19歳の方が新成人になるそうです。

 

ここで問題になるのが成人式。
成人式の実施時期に関しては、法律に定めが無いため、現在各自治体ではその年度に20歳になる方を対象に、成人の日前後に実施していることが多いようです。

 

しかしながら、2022年度の成人式は、民法改正後初の開催となるため、その年度に18歳・19歳・20歳になる方を対象に実施するのか、2023年度以降は成人式を18歳で実施すべきなのか、20歳ですべきなのかという問題が出ています。

 

 

「成人式には出席したい」が7

 

これに関して、日本財団が「18歳」の若者を対象に調査した「成人式」に関する興味深いアンケート結果が出ています。

https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/eighteen_survey/

 

〇「成人式に出席したいか?」という問いに対して、7割が「出席したい」と回答。

「出席したくない」理由については、
「同級生に会いたくない」36%
「成人を祝うことに意味を感じない」34%
「家族や友人とお祝いすれば十分だから」25% が上位を占めた。

 

〇「成人式は必要か?」という問いに対しては、7割が「必要」とし、

「不要」の理由としては、
「騒ぎすぎる人が増えるなら実施しなくてよい。」
「成人式に行かなければならないという風潮が面倒」
「成人式に税金を使うならば、もっと人のためになることに使った方が良い」

などという意見があったようです。

 

そして、

〇「何歳で成人式を行うのがふさわしいか?」という問いに対しては

「20歳」74%
「18歳」23% という結果でした。

 

成人式の様子

 

 

 

18歳成人でも変わらないもの

 

2022年の民法改正では、成人年齢は18歳となりますが、お酒やタバコについては、健康面などへの影響から、現行通り20歳のままとなります。

〇成人式は「20歳」がよいと回答した若者たちの理由は
18歳だと受験の時期と重なるから 62%
お酒を飲んだり、タバコを吸ったりできないから 38%

 

〇「18歳」と回答した若者たちの理由は
18歳に成人が引き下げられたから 62%
18歳が成人なのに、成人式が20歳だと混乱するから 39%

 

私も成人式が大学の試験の前日だったため、夜の同窓会は早めに帰り、翌朝朝一で東京に戻るという気持ち的にもスケジュール的にもあまり余裕がありませんでしたが、やはり「成人式」という人生の中でも節目となる式典に、受験を控えたりなどの心配なく出席したいとの思いで、「20歳」を選ばれている方が多いのではないかと感じました。

 

 

四十にして惑(或)わず

 

人生2回目の成人式。
物の考え方に迷いがなく、判断に苦しむことが無い「不惑の四十」といいますが、思い起こさずとも自分自身仕事でも子育てでもあれこれ思い悩むことばかりです・・・。
しかし、迷う・思い悩むということは、より良い選択をしよう、より良くしていこうという思いがあるからこその行動であり、それ自体否定するものではないと思います。
惑い・迷い・悩み・・・その結果として良い方向に導けるよう、広い視野で物事を見て、先を見通せる四十になれるよう頑張っていきたいと思います。
全国の皆様、ご指導宜しくお願い致します!

 

 


地方創生部 子ども支援課 玉手 陽子

1 コメント

  1. 四国 徳島県阿南市  金久 博   より:

    新成人の若者が何をしたいか。よくその問いを聞く人がいますが、私は、新成人の人が10年後に何をしていたいのか。どんな自分になっていたいのか。どんなまちに住んでみたいか。どんなまちになっていてほしいか。今はたちまち思い浮かばなくても、イメージしてほしいと思います。子供たちも将来の自分を思っているように。子育する親たちも子供の将来を考えているように、新成人の皆さんが5年後10年後の自分をしっかりと見つめていただければ、その考えそのものが地域をつくっていく大きな波となるのではと思います。考えていただきたいですね。夢のある素晴らしい自分の人生を。

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