【B&G職員リレートーク】持続可能な社会を目指して


皆さん、こんにちは!

4月から企画課に異動になりました遠藤です。

 

新緑がまばゆいばかりとなり、いよいよ水のシーズンも間近となってきました。早いところでは艇庫活動も行われ、プールの営業準備にも入り出していることと拝察いたします。

 

ところで、皆さんは“SDGs”という言葉を最近よく見かけたり、聴いたりすることがありませんか。

 

このSDGsとは、国連開発計画(UNDP)が提唱している「持続可能な開発目標(SDGs =SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS)」のことです。通称「グローバル・ゴールズ」といわれるこのSDGsは、貧困に終止符を打ち、地球を保護し、すべての人が平和と豊かさを享受できるようにすることを目指す普遍的な行動を呼びかけ、17の目標を提示しています。

 

国連開発計画(UNDP)が提唱している「持続可能な開発目標(SDGs =SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS)」のピクトグラムで示された画像

 

これら17の目標は、ミレニアム開発目標(MDGs)の成功を土台としつつ、ある目標を達成するためには、むしろ別の目標と広く関連づけられる問題にも取り組まねばならないことが多いという点で、目標はすべて相互接続的といえます。

 

SDGsは、パートナーシップと実用主義の精神に基づき、いま正しい選択をすることで、将来の世代の暮らしを持続可能な形で改善することを目指しています。

SDGsを達成するためには、将来の世代によりよい地球を残そうとする政府、地方公共団体、民間、市民社会、そして市民によるパートナーシップが必要となります。

 

今、企業では、CSR/CSV経営にこのSDGsを組み込んだ事業を実施しだしています。

例えば、某大手製茶メーカーでは、地域での茶産地育成を実施しており、地域の雇用を生み出し活性化につなげ、地域の生産者の経営を安定させる一方で、自社に高品質な茶葉を安定的に調達しています。この活動は、当該企業の代表的なCSV活動であると同時に、SDGsとの関連では「持続可能な消費と生産」「持続可能な農業」「持続可能な地域づくり」の目標に寄与するとしています。

 

B&G財団でも自治体の皆様との取組や財団の事業の中で、SDGsのいくつか目標に合致したものがあります。

それは、

 

【貧困をなくそう】

・家でも学校でもない“第三の居場所”

 

【すべての人に健康と福祉を】

・海洋センター各種教室・事業(会長賞、B&Gチャレンジ、クリーンフェスティバルを含む海洋センターの各種事業)

 

10.人や国の不平等をなくそう

・ひとり親家庭や児童養護施設の子供たちを対象とした“格差解消事業”

 

11.住み続けられるまちづくりを

・“コミュニティ再生事業”

 

14.海の豊かさを守ろう

・海洋レクリエーションを通じて海の環境等について考え、環境保護につながる行動を起こすことで海の豊かさを守ることにつながる“海レク体験事業”

 

15.陸の豊かさも守ろう

・“植樹教育事業”

 

17.パートナーシップで目標を達成しよう

・自治体、海洋センター、海洋クラブと財団との連携

 

ではないかと自負しています。

(多少こじつけもあるように感じるでしょうが・・・。)

 

しかし、SDGsには“持続可能な”という枕詞が付いていますので、引き続き自治体はじめ海洋センター・海洋クラブを運営されている皆様と一緒になり、将来の世代の暮らしを持続可能な形で改善することを目指していきたいと思います。引き続き、未来を担う子供たちのためにもご一緒に取り組みましょう。

 


事業部 休眠預金事業チーム 遠藤 卓男

1 コメント

  1. popyes より:

    応援します❗

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事