誰もが気軽に訪れる海洋センターを目指して


~「コミュニティ付加改修支援」尾道市瀬戸田の取り組み~

 

広島県尾道市瀬戸田B&G海洋センターは、瀬戸内海に浮かぶ島々の一つである、生口島という島の中にあります。生口島は、温暖な気候に恵まれており、みかんやネーブル、レモンといった柑橘類の栽培が盛んです。特にレモンについては「国産レモン発祥の地」と言われており、国内一の生産量を誇っています。

 

また島内には、しまなみ海道が通っているため、年間を通じて多くのサイクリストが訪れます。そんな魅力に溢れた町、尾道市瀬戸田にある海洋センターの新たな取り組みについてご紹介いたします。

 

 気候に恵まれた瀬戸田町は、柑橘類の産地として有名です


気候に恵まれた瀬戸田町は、柑橘類の産地として有名です

 

様々な人の憩いの場としたい

 今回、尾道市瀬戸田B&G海洋センターでは、「コミュニティ付加改修支援」を活用し、ロビーの床を増床。また、新たにテーブルやイス、パーテーションを購入しました。これらをロビーに設置することで、時には海洋センター利用者やサイクリストの休憩所として、時には会議スペースや子供たちの勉強の場として利用してもらえる場所へと変化しました。

 

この改修をきっかけに、利用者の行動に変化が表れ始めました。これまでは、海洋センターを利用したらすぐに帰ってしまう人が多かったのが、現在では、ロビーで休憩をしながら利用者同士で会話を楽しむ姿が増え、地域の方々のコミュニティの場として機能しています。このように、海洋センターが地域の方々の憩いの場となっているのは、うれしい限りです。

 

 改修したロビーに置かれたテーブルとイス。 地域の方々の憩いの場として利用してもらっています


改修したロビーに置かれたテーブルとイス。
地域の方々の憩いの場として利用してもらっています

 

イベントにも活用される貴重な場所

また、改修されたロビーは、様々なイベントでも活用されています。

 

2月19日(日)に、ノルディックウォーキングのイベントが開催されました。このイベントには、18名の地域住民が参加。みんなで町内を散歩し、健康増進を図りました。コースは全長約3kmで、途中上り坂もあり、なかなかハードなコースでしたが、参加された方は皆元気よく歩き、心地よさそうな笑顔を浮かべていました。ウォーキングが終わった後は、ロビーにてお茶会。参加者同士で会話を楽しんでいました。

 

このイベントに参加された方は、「最近歩くのが辛くて家からもあまり出ないことも増えた。だけど今回のイベントに参加して、少しずつ姿勢もよくなり、歩けることの喜びを感じることができた。」といった声や「こうして皆で集まって話したり、運動したりすると楽しい。一人ではなかなかできないが、皆と一緒であればやってみようという気になれる。」とおっしゃっていました。集える場所や機会を提供することが、人々にやる気と元気を与えるきっかけになることを改めて感じることができました。

 

 海洋センターを出発。皆さん元気にノルディックウォーキングに取り組みました


海洋センターを出発。皆さん元気にノルディックウォーキングに取り組みました

 

ノルディックウォーキング終了後は、ロビーにて参加者同士会話を楽しんでいました

ノルディックウォーキング終了後は、ロビーにて参加者同士会話を楽しんでいました

 

地域と連携した事業を展開

コミュニティ付加改修支援をきっかけに地域の憩いの場となりつつある瀬戸田B&G海洋センター。今後も多くの方に利用してもらうために、地域と連携した様々な活動を計画しております。

 

瀬戸田町には、瀬戸田高校という島内唯一の高校があります。ここでは、島の活性化を図るために、地域と連携した取り組みや積極的なボランティア活動を行っている「しまおこし事業部」という部活動があります。瀬戸田B&G海洋センターのリニューアルオープン式典の際には、瀬戸田町の保育園児に対し、絵本の読み聞かせをしてもらいました。今後も定期的に海洋センターと連携しながらイベントを行っていく方向で話が進んでおり、母親世帯や障がい者向けのイベントなど、様々な方を対象としたイベントも検討しているとのことです。そのほか、地域住民だけでなく、サイクリスト(観光客)にも海洋センターに立ち寄ってもらえるような工夫も考えていくとのことです。

 

B&G財団としても、今後様々な方に海洋センターを利用してもらうことはとても喜ばしいことであり、その実現に向けてできる限りの支援を行っていきたいと思います!

 

 海洋センターに立ち寄ったサイクリストたち。 今後も、たくさんのサイクリストが訪れてほしいと思います


海洋センターに立ち寄ったサイクリストたち。
今後も、たくさんのサイクリストが訪れてほしいと思います

 

 

 

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事業部 事業課 桐ヶ谷 尚洋

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