【B&G職員リレートーク】水辺を使って復権しよう! ~ なかなか育児参加できない子育て親父たちへのエール ~


生まれる前から悩みは尽きない、親に厳しい「保活」前線

「保育園落ちた日本死ね!!!」と題した匿名ブログにより「待機児童」の問題に大きく注目が集まるようになって1年。保育園入所申込みへの「選考結果」が届く今年の2月にもまた、報道やインターネットには、落選を嘆く悲痛な声があふれました。

 

さらに、2017年度末までに待機児童ゼロを目指すとした政府の「待機児童解消加速化プラン」も、この2月に安倍首相が達成を事実上断念する発言をするなど先行き不透明な状況で、子育て世代の不安は尽きません。

 

私の住む横浜市では、2013年度の「待機児童ゼロ」達成発表からこのかた、非常に少ない「待機児童数」を公表しています、しかし3月13日現在、ホームページで公表されている認可保育所の「入所待ち人数」はというと、28人・46人・59人・93人と、同じ幼児を持つ親としては、もはや気が遠くなるとしか言いようのない数字が並んでいます。

(参考URL)http://www.city.yokohama.lg.jp/kodomo/unei/hdata/ni-list03.html

 

待機児童ゼロを達成した横浜市でも、厳しい保活前線が続いています

待機児童ゼロを達成した横浜市でも、厳しい保活前線が続いています

 

ところで上に出した人数は0歳児クラスのもの。入所可能な人数は、59人のところで6人、46人のところも6人、93人のところでも20人しか受け入れを行っていません。

 

そして育休明けとなる1歳児クラスもまた、多少緩和されるものの、0歳児に近い「待ち」が生じていて、実は5歳児(幼稚園でいう年中)、6歳児(同、年長)のクラスにまで上がらなければ、「待ち」なしで入所可能にならないのです。

 

これには国の定める「保育士の配置基準」も関係しているようで、例えば0歳児にはおおむね子供3人に1人の保育士、4・5歳児にはおおむね子供30人に1人の保育士*といったように、年齢が上がれば上がるほど保育士の人数が少なくて済むようになっているため、低年齢のクラスが人数受け入れのキャパに関して、おそらく雇用されている保育士の人数や、保育スペースの都合上どうしても不利になってしまう事情があるのでしょう。(*認可保育所の場合)。

 

 

子育ての主役はやっぱり母親!? 肩身の狭い父親業

そのような激戦をくぐり抜けて入所する子供の保護者はというと、様々な事情を抱えた人がいるのでしょうが、やはり多くは共働き世帯で、我が家もそのひとつです。

 

我が家の保育所入所は数年前の話になりますが、当時も0歳児・4月入園は最激戦区のため、無策で突撃するのは無謀そのものでした。そこで妻には、子供が4ヵ月の時に職場復帰してもらい、一度認可外の保育所へ子供を入園させ、そこからの「転園」という形で、入所の優先順位「ポイント」を上げる方法をとりました。認可保育所へ入所するための苦肉の策でしたが、妻には精神的にも肉体的にも大きく負担をかけたと思っています。

 

 出産時期~育休を通じて、「保活」優先のスケジュール調整が必要な現代


出産時期~育休を通じて、「保活」優先のスケジュール調整が必要な現代

 

さて、同じく1年前に、菊池桃子氏の発言で話題になったPTAの“事実上強制”加入の問題ですが、保育園にも似たような形の「保護者会」というものが大概あります(過去に入所した2ヵ所の保育所にはありました)。

 

その是非はここでは置きますが、保育園はもともと入所できる人数が少な目で、さらに兄弟児が多いため、実質の世帯数が少なくなりがちという傾向があり、必然的に、在園中に高確率で「保護者会役員」が回ってきます。

 

そんな中で2016年には我が家にも「お鉢」が回ってきた訳ですが、普段から子供の送り迎えや家事労働、4ヵ月での復帰など、妻に“お世話になっている”わが身を顧みて、積極的な気持ちで、夫の私が役員をすることにしました。

 

保護者会の役員会は、やはりというか、私以外の10人全てが女性。さらに過去5年を遡っても、夫婦連名が1組あるだけで、男性一人で役員を行った前例はなし。気分的にはアウェー感満載の中、1年間の用務を果たしました。

 

そんな中、気になったのが子供たち向けのイベント準備での話。

 

実は、以前に子供を通わせていた「認可外」の保育所では、保護者によるイベント活動が頻繁に行われていて、その際の準備や実施、片付けなどに、お父さんたちのお手伝い参加が意外なほど多く、“「イクメン」がかなり当たり前になってるんだな~、自分もがんばらなければ”と思ったものでした。

 

一方で、新たに入った認可保育所では、年に一度のイベントに際しても、意外やお父さんたちの活動参加がなく、お手伝いを募ってみたところが、役員のお母さん方からは“夫に聞いてみたけれど、無理そう~”との回答ばかり。

 

認可外の保育所の方が、比較的近所から子供を預けにくる家庭が多いようで、そのためにイベントなどに参加しやすいのかも知れませんが、拍子抜けした感は否めませんでした。

 

ちなみにお手伝いの内容は、「ヒーローショーで、悪役として子供たちの前でやっつけられる役をする」でしたが(笑)。

 

 

世の父親たちよ 勝てるフィールドで勝負しよう!

「子供の世話は母親の役目」、共働き世帯が専業主婦世帯の倍になろうかというこの頃、そんな考えが古いのは自明と思われそうですが、保育の現場で見る実態は、まだまだ母親が主体という現実でした。

 

仕事が忙しい。残業で帰宅が遅い。仕事がらみで酒席が多い。様々な理由があるとは思いますが、仕事のある日にはなかなか子供の相手ができないというのが、子育て世帯の男性の共通の悩みではないかと思います。

 

そんなお父さんたちには、休日にぜひ、自然体験や水辺の活動へ子供を連れだすことをお勧めします。

 

水に触れるだけ、入るだけでも、多くの子供たちに笑顔がはじけます。教える側にしてもそれほど特別な指導技術やトーク、長時間の鍛錬が必要な訳ではなく、遊ばせるのに相応しい場所を選び、子供と自分にライフジャケットを着せ、基本的な安全指導をするだけでOK。個人的には最高のコストパフォーマンスを発揮するフィールドだと思っています。

 

 ライフジャケットを着て浮くだけでも、とっても楽しい~!


ライフジャケットを着て浮くだけでも、とっても楽しい~!

 

そういったアウトドア活動にはお母さん方の食指は伸びづらいもの。接触時間の短さから子供たちが母親寄りになり、普段、寂しさを感じているお父さん(私もです)も、子供たちに尊敬の目で見られ大喜びしてもらえる、そんな大活躍のチャンスの残る数少ない場が、水辺やアウトドアには、まだまだ残されている、そんな風に思います。

 

事実、波の全く無い内湾である「横浜市 海の公園」で子供たちにライフジャケット浮遊をさせたり、カヌーに乗せたりしているだけで、周りの子供たち、親子連れからは注目と羨望のまなざしが集まります。

 

日頃の子育てで奥さんに世話になりっぱなしの世のお父さんたち、今年は水辺でアクティブおやじを気取ってみませんか?

 

全国のB&G海洋センター・海洋クラブを訪れれば、より安心して水辺を楽しむことができますよ!

※お近くのB&G海洋センター・B&G海洋クラブ検索はこちら

 

さて、今度のゴールデンウィークには子供たちを海に連れていくかな~。

 

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企画部 広報課 持田 雅誠

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