【B&G職員リレートーク】こんにちは、東京


はじめまして、今年度からB&G財団の一員となりました事業課の宍戸です。

 

私は今年4月に新卒で採用されたので、B&G財団の職員としてだけでなく、社会人としても「ピカピカの1年生」です。さらに、昨年までは22年間、北陸の田舎で育ってきましたが、ついに今春東京デビューを果たしました。

 

 東京はグーグルマップが手放せません…


      東京はグーグルマップが手放せません…

 

 

東京をめざす若者たち

休日の土曜日に渋谷に行き、日曜日にスカイツリーに行った翌週、「真の東京育ちはシブヤになんて行かない、スカイツリーに行くのもだいたい地方の人たち……」という言葉を職場で耳にしたときには愕然としました……。東京にはたくさんの人が生活していますが、私のように地方から上京してくる若者はいったいどのくらいいるのでしょうか。

 

2016年11月の最新調査によると、日本の人口は「1億2695万人」といわれています。

この人数が2060年には「8674万人」、2100年には「4959万人」にまで減るといわれていますから、日本の人口は100年以内に半分以下になってしまいます。

 

かなりショックなことですね。しかし、東京都の人口をみてみると、なんと毎年約12万人も増えています!しかも18歳~29歳の増加がとても大きく、2015年のデータでは18歳~29歳の人は約85,000人も増えています!やっぱり、みんな若いうちはトーキョーに憧れちゃうんですかね………。

 

また、東京に若者が増えているということは、2015年だけを見ても地方から85,000人の若者が減ったことになります。子供を産み育てる世代の人たちが地方を離れると、それだけ地方で生まれてくる子供が減ることになります。地方に人が増えるきっかけは、何かないのでしょうか………。

 

 多くの若者が集まる東京。その代わり、地方の人口が減ってしまいます


多くの若者が集まる東京。その代わり、地方の人口が減ってしまいます

 

東京オリンピックは「東京」だけの大会か

私が上京したきっかけは、2020年に開催される東京オリンピックです。小さい頃からスポーツが好きだったので、東京オリンピックが決まった時に「2020年には東京にいたい」と思ったのです。地方にいると、東京オリンピックは「東京」だけのイベントに感じてしまうのです。

 

しかし、それはちょっと間違っていて、東京オリンピックだからと言って世界の人は東京だけに目を向くのではなく、日本という国に対しても関心を持つわけです。2012年のロンドンオリンピックのケースで言えば、オリンピックによってロンドンのみならず英国の地域ブランドも高まり、開催翌年の2013年に訪英した外国人数は3,281万3千人と、2012年よりも5.6%増加。外国人旅行客の消費額についても、210億ポンド(約3.6兆円)と12.4%増加して、いずれも過去最高を記録しました。

 

 東京オリンピックでは、日本そのものに世界の関心が集まることでしょう


東京オリンピックでは、日本そのものに世界の関心が集まることでしょう

 

ですから、東京オリンピックも「東京だけの」大会ではなく、日本全体が注目される大会になることでしょう。オリンピックという一大イベントは、地方が変わるチャンスでもあるわけです。国内外に地方の魅力を発信していくことで各地域が活性化していけば、Uターンで戻ってくる人が増えたり、自分が育った街に愛着が生まれたりするきっかけになるのではないかと思います。

 

上京して気づいた、ふるさとの魅力

正直な話、私は地元があまり好きではありませんでした。冬には膝下まで雪が積もって車がないとどこにも行けず、遊ぶ場所も少なくデートはいつも同じ場所(笑)だったからです。

 

しかし、東京で暮らしてみると、離れてみて初めて分かるふるさとの良さに気づきます。毎日美味しい地元の食材で食卓を囲み、近所の人の温かさに触れ、そして通学路には一面に広がる絶景、等々。何もないと思っていた地元には、東京にはない魅力がたくさんあるのです。財団の仕事で全国の海洋センター所在地を訪れた際も、その地元ならではの自然や豊かな食文化、人の温かさに触れるたびに、なんだかふるさとに戻ったようでとても安心します。

 

ですから、オリンピックブームに乗って地方の良さをアピールする前に、日頃から地域の良さを見つけて若者に向けて発信していくことも大切なのだと思います、また、こうした努力を重ねることで、オリンピックとの相乗効果も生まれるのではないでしょうか。

 

 Q.私の故郷はどこでしょう? (ヒント:立山連峰やホタルイカが有名です)


Q.私の故郷はどこでしょう? (ヒント:立山連峰やホタルイカが有名です)

 

B&G財団では、海洋センターを従来のスポーツの場としてだけでなく、地域の人々が集まる新たなコミュニティの場となる施設を目指して様々な取り組みを実施しています。私もスタッフの1人として、地域の魅力を発信し、活性化に貢献できるよう頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。

 

 

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事業部 事業課 宍戸 翔哉

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