スペシャル 夢をつなげ！B&Gアスリート

私たち4人が一緒にカヌーをやりだしたのが中学生です。柳堀だけ小学生からやってました（笑）。
姉の影響や、小見川少年自然の家に行った時に乗ったカヌーが楽しかったからなど、カヌーを始めたきっかけはみんなバラバラです（笑）。
出身小学校は柳堀が小見川北小学校で他3人は小見川西小学校でした。みんな特別に仲が良かった訳ではなくて、自然とこのメンバーが集まりました。

4人しか女子がいなかったので自然とこのメンバーになりました。中学1年の冬にはカヤックフォアの練習を始めて、中学2年になって大会に出場しました。

中学3年の時には全国中学生カヌー大会で優勝。
岩手国体ではカヤックフォア500ｍが4位200ｍ が5位などでした

試合前は相当緊張するので、決まってみんな笑っています。
水上には30分前からいます。ずっとカヌーの事を考えると緊張でガチガチになってしまうので、数分前まではたわいもない話をして、4人で笑っています。

個々の走力アップです。
カヤックフォアは大会の1、2カ月前にならないと一緒に乗らないので、それまでは1人1人の力を上げます。
今は平日にベンチプレスなどの筋力トレーニングを行い、休日にはカヌーを漕いで実践的な練習をして走力をあげています。

カヤックフォアは4人なのでみんなの力を合わせる事に一番力を入れたいです！
今年の文部科学大臣杯で岩手県のフォアのチームに負けたんですけど、1人1人の個人の力は私たちが勝っているのに負けてしまいました。
どこが原因かって考えたら「合わせる」事ってなったので、それを極めたいですね！

苦労といっていいのかわからないんですが、岩手国体の前の月の9月に今までで一番の喧嘩をしました。
岩手国体が近くて、少しピリピリしていたのもあったのかな？
カヤックフォアをしている時に、漕ぐ早さが前と後ろが合っていなくて、意見の言い合いが大きくなって、水上で怒鳴りあいをしました。

私たちの良い所だと思うんですが、基本的には喧嘩とかは「陸」に持ち込まないんです。なので「水上」で仲直りします。
喧嘩しても、あとのレースとかで「今の漕ぎ良かったね」が言える間柄なので気付いたら仲直りしています。

4人で1組なので、勝った時の喜びをみんなと分かち合えることです。
4人もいると1つのチームを感じることができるので助け合ったり支えあった分、勝った時はシングルに比べ段違いに嬉しいです。

あとはスピード感も良さの一つです。シングルとは違い4人の息を合わせることで1人では出せないスピードを出す事ができるというのが良い所ですね。